『FUTURE』が出たときに登坂くんのソロディスクについては1度軽く感想は書いてるのですが、『FULL MOON』としては書いてないなというのと、ソロライブへ行ってからこのアルバムについて考えることが多いので、ここら辺で整理しておきたいなと思います。
前置き
私は音楽のジャンルには全然詳しくないため、曲の雰囲気と歌詞から感じ取ったことをつらつら書いてるだけです。解釈が間違ってる可能性もあります。
ただの備忘録なので生ぬるい気持ちで見ていただけたらと思います。
アルバム『FULL MOON』レビュー
1.INTRO ~WAKE THE MOON~
このイントロとても好きで、1曲だけピンポイントで聞きたいなというとき以外は絶対ここから再生します。
静かに始まり、途中で音が重なって厚みを増して、2番の『FULL MOON』へ行く前に再び静になります。月の光が暗闇から見え、雲がどんどん流れていって満月が姿を表す。そのとき見えた月は青白く輝いているというイメージを持ちました。
この曲が終わって『FULL MOON』が始まるつなぎが本当に最高で、しんとした静かな海のような…静謐な空気が漂う感じが好きです。
アルバム『FUTURE』の1曲目は『INTRO ~CLAIR DE LUNE~』で『WASTED LOVE』につづくイントロで、そういえばそっちも好きだったなぁと思い出しました。次の曲に向かっていくインストが好きなのかもしれない。笑
2.FULL MOON
まず曲調について。イントロから続く静かな、でも奥底に秘めた情熱を感じられる曲です。メロディは美しく、サビの高音で神秘的な世界に誘われるような感覚。MVのイメージもあってか異世界感があるなと勝手に思ってます。
歌詞はお互いの存在を感じながら決して近づくことはない、そして離れることもない月と太陽の関係を恋愛に見立てているとのことです。
英語の歌詞のところ和訳しようと思ったけど意訳が上手くできないからやめた…(^o^)
お互い姿を見たり声を聞いたりはしないし(その必要はない)けど、いつも存在や鼓動を感じている、ひとりじゃないよ…ってすごいロマンチックな歌詞です。だけど決して近づけないというのが切ないですよね。
英語のところは簡単に言うと「僕はもう戻ることはできない、君に恋をする運命なんだ」って感じですかね(直訳にあらず)。この1番2番でガッチリFULL MOONの世界観を作っていて惹き込まれます。
3.WASTED LOVE
ソロプロジェクト第一弾の楽曲。私はこれをUMPで初めて聞いて(ソロまで予習できてなかった…w)登坂広臣に落ちました。笑 すごい衝撃でした。なんつー雰囲気のある人だ!と。そりゃもうファンのキャーーーが一際大きいのも頷ける。帰りの電車の中でiTunes Storeで購入したのを覚えてます。
思い出話はこの辺にして…“WASTED”ってどういう意味だろと調べたところ「無駄になる」という意味があるようです。ご本人は「荒廃した愛」とか「壊れてしまった愛」とインタビューか何かで言っていたと見かけました。MV見るとまさしくその通りって感じですね。
歌詞の最初の英語部分を少し見ていきます。
「Talking like that... We're gonna fall
Taking like that, like that...」
なんとなく和訳:
「こんなふうに話をして、僕たちは落ちていく
こんなふうに話して、こんなふうに…」
「 I don't know when it all sarted」
なんとなく和訳:
「それがいつ始まったのか知らない」
もうちょいロマンチック?に意訳すると「すべての始まりがいつだったかなんて覚えていない」くらいにしてもいいのかなーなんてMV思い出しながら。シチュエーションによっては「it all started」は「終わり」って意味にもなったりして深い。
「Guided by my own beating heart」
なんとなく和訳:
「自分の鼓動に導かれるままに」
と書いてみて思ったけど次の日本語詞「鼓動の赴くまま」が訳なのかも。
「何度も you said you loved me」
なんとなく和訳:
「何度も君は僕を愛していると言った」
とっても意味深な始まり方ーーー!!ストーリー性を感じる歌詞ですねぇ。終わってしまった恋(愛?)だけど、めっちゃ熱烈に始まったんやろな…一目惚れからの恋愛やな……とBBA的にはニヤニヤしてしまいます。
その後の歌詞でも「ふと目が合ったあの時から 物語は始まっていた」とありますし、運命(だと感じた)二人だったんでしょうね。
「I would do it over again
もし君さえ良かったら」
なんとなく和訳:
「もう一度やり直したい
もし君さえ良かったら」
なるほど。この辺りを読むと男性の方はやり直したいと思ってるっぽい。でも女性は多分もうその気持はない…?
「There is no way I am turning back oh」
なんとなく和訳:
「僕が戻れる(引き返せる)方法はない」
悲しい…こんなに愛した相手と離れなくちゃいけないってつらいですね。いやまあこんなに人を好きになったことはないけども。笑
MVってまさにこの歌詞のとおりなのねー。あの女優さんマジで美人でしたな…(締めの言葉それ)
4.LUXE
ソロ第三弾の楽曲。『LUXE』私はめっちゃ好きなんですが、濃いファンほどなかなか受け入れられなかったようでちょっと荒れましたね…。MVの衝撃もさることながら歌詞も挑発的な部分がありますし。
私のように新参だと「へーこういう一面もあるのかぁ」なんて思えばいいだけですが、長く応援してる方というのはやっぱり登坂くんのイメージとか理想とかを持ってると思うので…あまりにそれとズレていると辛いんだろうなというのは分かります。
ただ、この曲は登坂くんがCRAZYBOYと一緒にむき出しの感情(三代目JSBでは表に出せないような部分の)を伝えようとしてくれた曲でもあると思うので。
さて、“LUXE”ですが、辞書で引いてみると「ぜいたく、豪華、優雅」なんて意味があるみたいです。
歌詞はとにかく「俺は世界のトップに上り詰める男だぜ!」「俺たちを止められるやつなんていない!」「だからなんと言われようと関係ないね」って感じでオラオラです。笑 ラップ歌詞も入ってるんで、かなり顕著にオラオラしてるんでしょうね。
「神からご指名」ってところが個人的には好きです。あとは「追いつけはしない I'M SORRY THIS IS MY STORY」も好きですね~。「これは俺の物語だから、わりぃな」くらいに訳すといいでしょうか。この歌詞にショック(?)を受けてた人も多かったような…。
勝手な解釈ですが、この曲は三代目JSBというトップアーティストでいることで受けるバッシングや外野のやっかみを牽制したい気持ちを爆発させてできた曲なのかなぁという気がします。UMPのあと登坂くんがモバイルのブログに「東京ドーム10daysの挑戦をよく思わない人がいるのは分かっている」「けどチャレンジし続けるのが僕らなんです」と綴っていたのを思い出しますね…。(もっとオブラートに包みこんだ丁寧な表現でしたが)
もちろん表(公共の電波とか)ではそんな素振りは微塵も見せないけれど、彼らは人間で、傷つくこともショックを受けることもあって…それでも、ブログの言葉を借りると「“本当のファン”の皆さんに」という気持ちでエンターテイメントを届けてくれてるんだなと改めて感じました。
おっと…話が逸れました。『LUXE』の後半に
「Love us Hate us
それさえも
So what
乗り回す未来 過去に興味はない」
という歌詞があります。「好きでも嫌いでも関係ない」と言ってますね。好かれてるからとか嫌われてるからとかそういう理由じゃなくて、とにかく頂点への挑戦を続ける強い意志が感じられます。後ろは振り返らない!
ちょっと気になったのはここだけ大文字小文字混じりなんですよね。他は全部大文字なのに。なんか意味があるのかな~。
全然余談なんですが、この『LUXE』含め『OZ Monster』とか『FIRST CLASS XMAS』とか…OMILYの楽曲めっちゃ好きなんですよね。(『No More Cry』も好きなので単にCBとボーカルの組み合わせが好き説もありますが…w)CBの低音ボイスなラップと登坂くんの美しい歌声の対比が好きなのかな~すごいグッとくるんですよね。
特に『FIRST CLASS XMAS』が大好きで、ELLYがクリスマスプレゼントと言って発表してくれた2017年の冬、本当にフル配信が待ち遠しくて延々と試聴動画を再生していました。笑 歌詞も綺麗でいいんですよ~!キラキラしてる(*´ェ`*)
ラップ歌詞が続いたあとに入る「星の照明の下 Let me stay with you」の美しさにギュッと心を掴まれる。にくいぜOMILY!
あ!!!今曲調べてたら、FMライブのダンサーさんのSHOW CASEで1曲だけ知らない曲がかかってたのがようやく分かった…!『BED ROOM』っていうのかぁああ。音源化してないの勿体無い。
とても1記事では書かきれないほど長くなってきたので分割します。多分part3まで!決起集会かよ!笑 てか4曲しかまだレビューできてない……
2019/04/07追記:part2書きました!(今更~)こちらから
↓残りの曲↓
9.With You
10.HEY
11.Smile Moon Night
12.HEART of GOLD
13.END of LINE
14.OUTRO ~ECLIPSE DE LUNE~