The same Rainbow

LOVE DREAM HAPPINESS を追いかけて

【感想】Kingdom延期によせて:Road to Kingdom通称“ロトゥキン”とはなんだったのか -Part.2-

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Part.1では、ロトゥキンの概要から始まり各グループの(軽い)紹介、第1回バトル、第2回バトルについて書きました。Part.1の記事はこちら
Part.2では、第3回バトルのコラボステージ、グループステージについて書いていきたいと思います。実は長くなりすぎてファイナルまで入りませんでした😂すみません…。
私が何者か(どういう立場でこの記事を書いているか(いや、そんな重いアレではないですが…))などはPart.1に但し書きをしているのでそちらをごらんください。
なお、お気持ちが溢れて文章が長いですが、基本公式チャンネルの再生リストが煩雑で見づらいのを時系列順に並べたかっただけなので動画だけ順に見ていただければOKです!

 

 

第3回バトル(第1ラウンド):コラボステージ

第3バトルは2部構成になっており、まずは2組×3チームのコラボステージからです。1位になったチームが5,000点ずつもらえます。
コラボ相手はMCがくじ引きで決めることに。第2回バトルを終えてすぐの急展開だったので「ここで!?」「今から!?」とみんな困惑。ONFは「徹夜で宿題を終わらせたと思ったら、まだあと2つあるよ」と言われた気分と…笑
そしてこの展開をひとりだけ純粋に楽しんでいる方が一名……

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そうです、次のバトルからは出場しないジノさんが第3回バトルの詳細が出たとき「わあ面白そう!」と😂思わず「追い出してください!!」と言うメンバー。テロップには「まるで紛れ込んだ観客……」www
MCが「PENTAGONはどことコラボしてほしい?」と聞くと「ONFとのコラボを見てみたい」「ドボイスとコラボしたら楽しそう~」と観客モード。可愛すぎるジノさんでした。笑
くじ引きの結果、組み合わせは以下の通りになりました。パフォーマンス順もこの通りです。

VERIVERY × TOO:下位で脱落候補の2組。本人たちもステージ経験が少なく、コラボは不安だとこぼしていました。VERIVERYのリーダー、ドンホンくんがキーとなります。
ONF × PENTAGON:お互いコラボしてみたいと言っていたので喜ぶ2組。編曲もかなり見事なので後ほどの動画でぜひ注目してください。
THE BOYZ × ONEUS:トリで喜ぶTHE BOYZ、一方ずっと1位のTHE BOYZとコラボで嬉しいが迷惑をかけないか心配も…とこぼすONEUS。プレッシャーありますよね…。

メンバー編成は自由(全員出なくてもOK)、選曲も自由です。「自由が一番難しい」と悲鳴が上がります。

今回は、前回までのようにすぐバトルの動画へいかず、まずはコラボステージができるまでの様子を追ってみましょう。

ONF × PENTAGONのコラボステージができるまで

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動画のサムネイルがなんか遊んでるみたいに……笑 ONFを事務所に呼んだPENTAGON。テロップに「父親のように迎えるフイ」😂ステージで腹筋を披露したホンソクさんとワイアットくん、なぜか腕相撲対決をすることにw 楽しそう…この2組は相性がとてもよさそうですね。
2組は現時点で2位(ONF)と3位(PENTAGON)、コラボステージで1位になり、そのあとのグループステージでも1位になりTHE BOYZを抜きたいと意気込みを見せます。特にPENTAGONは「今回は絶対1位を取りたい」「1位を取るべきだ」と非常に真剣な表情と声で語っていました。

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上の動画は集まった2組がメンバーと曲を決めようと話し合ってるシーンです。その前にチーム名を決めましょうとなり、2組の挨拶から取って「ジャスト オン」となりました。一瞬で決まってビックリするワイアットくん。笑 メンバーもなんやかんやと3人ずつ6人が選出されました(詳しくは動画で…w)
選曲では番組内で初のガールズグループの曲に挑戦しようということに。スンジュンくんが「フイさんがソロで歌ってましたよね」と切りだし、BLACK PINKの『Kill This Love』が候補に挙がります。フイさんはR&Bアレンジで歌ったんですね。「幻想的に」「Everybodyより深くしないと」「編曲がとても大切だ」「フイさんの編曲にかかっています」との次々飛び出す発言に「悪態をつきかけた」と言うフイさん😂
1度は編曲したことのある曲。コラボステージで新鮮な姿を見せたくてかなり悩んだとインタビューで答えています。苦労した甲斐もあり選抜メンバーからは「フイさん最高 聴いた瞬間“これだ”と…」「まるで映画のような曲でした」と大絶賛でした!嬉しそうなフイさんにこちらも頬が緩みました…♡笑
レコーディングはもちろんフイさんがディレクション。PENTAGONメンバーからスタート。さすがの歌声&ラップ…!!これにONFメンバーは大緊張。細かい指示とお手本を見せながらレコーディングを続けます。このときのヒョジンくんの歌声すごい……!フイさんが「最高だ」と言い、一発でOKを出すのは珍しいとメンバーが驚くほどでした。この2グループは終始気が合って雰囲気がとてもよかったですね。こういうのもやはりパフォーマンスの出来に多少なりとも影響があるのかなと思わされました。
ダンスプラクティス動画はこちら。キャストが多い……!これメンバーはもちろんですが、ダンサーさんやカメラマンさんもほんとにすごいですよねぇ。

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また、放送では流れなかったBefore The Stage(本番直前の様子)の短い動画がYouTubeに上がっています。字幕はないですが、雰囲気は十分伝わります。この2組は本当に仲を深めたんだなと…!みんな直前まで真剣な表情で振りを確認する姿が印象的です。

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THE BOYZ × ONEUSのコラボステージができるまで

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一方こちらはなんだかぎこちない2組……笑 THE BOYZは人数が多いため歌、ラップ、ダンスの総合能力が高いメンバー5人を選出したと話しています。仲を深めるために自己紹介をK-POPファンにはおなじみ(?)「아이엠 그라운드(アイエム グラウンドゥ)」ですることに。少し雰囲気が和やかになりました。よかったよかった。

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上の動画は上がってきた編曲した曲を聞くシーンから始まってるんですが、この曲ソンミさんの『Heroine』という曲なんですが…正直なところ他2組が選んだ曲に比べると一般的な知名度はあまり高くありません。(ソンミさんは、一斉を風靡したJYPのガールズグループWonder Girlsの元メンバーで私はこの曲で知って他の曲も聞いてめっちゃ好き!となったんですが)ただ、今回2組はこれまでパフォーマンスが中心だったから音楽で驚かせたいという思いがあってこの曲を選びました。THE BOYZのサンヨンくんは「ボーカルにポイントを置いて感動を与えたいんです」と言っています。
『Heroine』は“恋を通して自分を知る過程を描いた曲”ですが、今回この2組のアレンジは恋の物語ではありません。「練習生生活を経てステージに立った僕らの物語を込めてみよう」「ラップにもストーリー性があったらレジェンドステージになりそう」「ほかのチームの共感も得られるはず」ということで、冒頭のラッパー2人が打ち合わせするシーンに戻ってきます。
下でパフォーマンス動画を載せていますが、冒頭のラップは夢と目標に向かい駆け抜けてきた練習生時代、両親に心配されるたび「大丈夫」と言い続けてきたけど…決して楽ではなかった道のり。歌が好きで歌手になったときの感情を歌詞に込めたとも言っています。動画は英語歌詞しか出ませんが、思い入れがあるのでできる限り下で日本語訳を載せていますのでよければ見てみてください。
ダンスプラクティス動画も貼っておきます。これまでのTHE BOYZのステージ同様、空間の使い方とカメラワークが非常にうまいですよね。

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Before The Stageでは、2組の直前の緊張と期待に満ちた雰囲気が伝わってきます。

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VERIVERY × TOOのコラボステージができるまで

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若手グループ2組のコラボとなったこのチーム。自然とドンホンくんが主導して「(僕たちは)下位圏の2組でしょ?5位と6位だ」と話し、みんなの表情が少し曇ります。続けて「VERIVERYのステージはどうだった?素直に話して、根に持たないから」とドンホンくん。戸惑いの中、TOOのジェユンくんが声を上げて「『マンセ』のステージは楽しかったです。でも楽しさの中に格好よさも見えて、さすがVERIVERY先輩だなと思いました」と100点満点の回答にドンホンくんも思わず「この子は出世する!」と😂
VERIVERYから群舞を学びたいと言うTOO。VERIVERYのメンバーが「ドンホンに任せて。“指が違う”って(指摘が飛んでくる)」と動作を真似しながら言うと、ドンホンくんが「秘密の部屋で個人指導を…」と笑顔で返しました。このときのテロップ「あの時は知らなかった… この笑顔の意味を…」www いやほんと…w 上の動画の1:16あたりにチラっと映りますのでぜひ見てください。
曲決めではドンホンくんが「アグレッシブなパフォーマンスがしたいから」と、まだカバーが少ないBTSの『ON』を挙げ、大人数で華やかに決めようとなりました。TOOのチャンくんのアイディアで「高地戦」のようなイメージで1位を取りに行く必死な心情を取り入れることに。
このチームは選抜せず全員がステージに上がることを選びます。合同練習ではそれぞれで練習した振りの細かい違いをドンホンくん指導で合わせていきます。パフォーマンスのキーポイントはいくつかありますが、まずはイントロの全員が銃を構えるような動きをするところ。人数が多いので非常に大変です…。

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最初のインパクトが大事だと指導をするドンホンくん。腕の角度を合わせろ、見えないと思って適当にやるなと厳しい言葉が飛びます。続けて「TOOも僕らも大人数で群舞を見せることを選んだだろ?お互いを信じたからだ。どこにいても周りのメンバーを信じないとこの群舞は成功しない」「僕たちはそれぞれ別のグループだけど今だけは1つのチームなんだ」と語り聞かせます。
思わずすべて抜粋するほど、もう、ほんとにこの若干24歳(8/4お誕生日だったので今は25歳!)の青年が…!ここまで!リーダーシップというものを理解し、この大人数しかも別のグループもいる中で、まとめ上げられるのかと私は感動してしまいまして。それ以来すっかりドンホンくんの虜なんですが…いや、ほんとに彼はすごい。自身のスキルも高いからできることではありますが、厳しさの中にしっかり愛情があるのが素晴らしすぎます。
ダンスプラクティス動画も上がってるので載せておきます。ほんと…どれだけ練習したんだろう…

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Before The Stageでは、緊張感もありながらお互いを励ましているいい雰囲気で、この2組のコラボになってよかったなぁと思いました。

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コラボステージ 

第3回バトルの評価方式は第2回バトルと同じく、30%がセルフ評価、70%がオンライン評価団の評価となります。コラボステージの評価は自分たちも含む3チームの順位付けをします。そして、オンライン評価団は各グループのファン20名×6グループの120名が3チームの映像を見て順位付けをします。コラボステージは1位が5,000点、2位が3,000点、3位が1,000点を獲得できます。

VERIVERY × TOO『ON』原曲:BTS

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ダンサーさん含めて相当の大人数、複雑なフォーメーションに後半の畳み掛けるようなシンクロダンスは本当に圧巻としか言いようがないです。とにかく「かっこいいよぉおおお」と泣き叫ぶしかありません!!!(泣くな)
前半はカメラワークも考慮した個々人の見せ方も凝っていて、VERIVERYはもちろんですが新人とは思えないダンススキルを持ったTOO、この2組だから実現できたことだなと思いました。ほんと何回も言うんですが、このときTOOまだデビューして数ヶ月も経ってないんですよ…個々のスキルがいくら高くてもステージ経験が圧倒的に少ない中、よくぞここまで仕上げてきたなと(めっちゃ上からですみません)心から拍手を送りたいです。
言うてVERIVERYも撮影時はまだデビュー1年半に満たないくらいですしね…!この大所帯をまとめあげてステージをこのクオリティで完成させたのすごくないですか!?途中見てるグループから「覇気がすごい…」という言葉が漏れてましたが、5位と6位、崖っぷち、そこから伝わる“絶対這い上がってやる”という気迫に見てる側も圧倒されました。みんなの表情にも注目です。
パフォーマンスが終わったあと他のグループからは次々に「ものすごくカッコよかった」「相当準備したね」「スケールがすごすぎる…」「急に緊張してきた」「“見せつけてやる”って言わんばかりの目つきだった」と褒め称える言葉が。たまたまロトゥキンではここまでの結果で下位グループと言っても彼らもプロ、実力は本物です。
ステージを終えた2組はハグをしながら、喜びに顔をほころばせたり、泣きそうになっていたり…テロップには「1つのチームとなり完璧なステージを見せた2組」と書かれていました。「歴代最高のステージだった」「胸がいっぱいだ」と。この終わったあとの雰囲気がとてもよかったのでぜひ見ていただきたかったのですが、動画が上がっていない……!Mnet契約してください…(回し者ではないです。笑) 

PENTAGON × ONF『Kill This Love』原曲:BLACK PINK

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この動画…6/4にアップされたんですが、現在300万再生を超えています。すごい。
始まる前から他のグループが「PENTAGONはパフォーマンスがすごい」「ONFは編曲がすごい」「(編曲と言えば)フイさんもいるし」とライバルでありながら、2組のコラボにかなり期待している様子が映し出されていました。
そして、2組の「THE BOYZを打ち負かして1位になります」「THE BOYZ覚悟しろ」と妥当THE BOYZに怖いくらいメラメラと燃えている様子も…!
編曲とかいうレベルを超えているというか、世界観込みでまったく新しいものを作り出したと言ってもいいような…。「何の曲……?」と曲が始まっても分からない子がいたほど。この2組は選抜メンバーでのパフォーマンスなので、まさに精鋭が揃っています。
あまりの雰囲気のあるステージにTHE BOYZからは「こんなの酷い…」という言葉が思わず漏れます。特にボーカルパートの感情の込め方が半端じゃないですよね。見てる側がシーンとなるほどの余韻、ほんと鳥肌が立つほどのパフォーマンスでした。
終わったあと「最高の気分だ」と声が上がるほどみんな大満足だったみたいで、このコラボは見ているこちらも本当に満たされた気持ちになりました。 

THE BOYZ × ONEUS『Heroine』原曲:ソンミ

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1位を守り抜きたいTHE BOYZ、あとがないONEUS。今回のステージはチャンスか、それともピンチか……。
今回とても個人的な見解になってしまうのですが、コラボステージでこの曲を選び、このストーリーを表現した2組に私は心から拍手を送りたい。なんというか…華やかでキラキラした表舞台の裏側には、彼らのこれまで辿ってきた苦しく険しい道のりがあって「成功するかどうか分からないけど突き進むしかない」という決心と信念がひしひしと伝わってきたんですよね。3組の中でメッセージ性がもっとも強く、感動したのはこのステージでした。
静かなイントロ、THE BOYZのソヌくんの語るようなラップから始まります。

大丈夫だよ 母さん 父さん
僕は全然大変じゃないから
もう少しだけ待ってくれ
僕がここまで 最後まで
耐えて 勝ち抜いて
夢をかなえられたら
そのあとは何もかもうまくいくから
絶対に心配しないで

この始まり方に驚き、そして歌詞を聞いて他のグループは複雑な表情を見せます。ONEUSのイドくんのラップが続きます。

ただステージに立ちたい
信じて ついていった いろんな人に
そのたびに僕の元へ戻ってくる現実は
僕に夢を諦めさせる
また誰かを恨んでしまう
家族にすら会えず
すごく申し訳なくて

デビューできるかも分からない、不安な日々、それでもステージに立ちたい…でもうまくいかない現実に夢を諦めてしまいそうになる、そんな葛藤が苦しいくらいに伝わってきます。またソヌくんのパートになり、イドくんへとつなぎます。PENTAGONのユウトくんが苦しそうな表情で見守っているカットが映るのが印象的です。

正直に言う
本当は不安だし怖い
描けないんだ 輝くステージに立つ僕の姿
もしかしたら もしかしたら これは
バカげた夢なのかもしれない
つらくても大丈夫
大丈夫じゃない 本当は
平気なふりして今日も笑ってる僕は

ラップパートが終わり、ダンス&ボーカルパートへ移ります。

僕らだけの このステージの
本当の主人公は僕だった Baby
そうさ 僕は今日も僕らしく
華やかな主人公のように
今までどおりにやろう
それが悪役でも 僕を悲しくさせても
僕は 僕じゃなきゃダメなんだ
僕がつらくても 悲しいエンディングでも
The show must go on

ここのシーン、オーディションを受けてる様子ですよね。きっと2組だけじゃなく、全グループが経験したことのあるであろうこの光景、いつもは声を上げてパフォーマンスを見るメンバーも静かに見守る様子が映ります。
ここから雰囲気が変わり、前向きになった主人公が華やかなステージを目指して登り詰めるような明るいトーンに。クライマックスに向けて加速していく感じがたまりません。
メンバーが各方向から合流して、手を取り、笑いながら花道を歩いてきてメインステージへ…。ファヌンくんのソロダンスが眩しい…!!
そしてとても印象的だった、“7組”のファンの掛け声をバックに、ステージ裏で励まし合いハグをするシーン。おそらくライブの途中で、体力もキツくてフラフラになりながらファンの声を聞いて頑張ろうと言っている様子を表しているのかなと思います。これは実際にライブなどのステージ裏である出来事なのかもしれませんね。“7組”の掛け声が入っていることに他のグループは驚き「僕らのファンの声まで…」「敵だと思っていたのに……」と口にしています。
全員+ダンサーさんがズラッと並んでパフォーマンスする終盤のシーンは見事です。そしてスクリーンに映し出される全グループのグループ名と“僕らの すべての瞬間が 永遠に輝きますように”というメッセージ。
ロトゥキンにしてはシンプルで…よく言えば正統派ですが、圧倒するようなパフォーマンスとは方向性が違ったステージで懸念もあったでしょう。それでもこのパフォーマンスを選び、私たち視聴者だけでなく、他のグループへも感動を与えた2組のこのステージは“レジェンド”と言っても差し支えないと個人的には思っています。
まさにテロップのとおり“すべてのグループが主人公になったステージ”でした。2組にとっても意味深かったコラボステージになったようです。

リアクションの入っていないFull ver.の動画も貼っておきます。

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第3回バトル(第1ラウンド)の結果

第3回バトル(第1ラウンド)の順位と点数は以下の通りです。今回は6名×6グループ36人のセルフ評価、120名のオンライン評価団の評価です。
1位:PENTAGON × ONF(5,000点)
2位:VERIVERY × TOO(3,000点)
3位:THE BOYZ × ONEUS(1,000点)
PENTAGONとONFはまだ音楽番組で1を取ったことがないグループなので、このコラボステージでの1位には本当に喜んでいました。「信じられなくてずっと叫んでいました」とONFのワイアットくん。そして……PENTAGONのキノさんは、この1位の発表を聞いて控室でこらえていた涙が溢れてしまいます。

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「音楽番組で1位になったことがないので、遅ればせながら1位になれてよかったし、僕らのファンも感激してるはずです。」と語っています。
2位に選ばれたVERIVERYとTOOは「助かった」と安堵の表情。コラボステージ後の順位と点数は以下の通りになりました。ONEUSは6位に落ちて暗い表情…。一方、PENTAGONとONFはまるでひとつのグループのように抱き合って喜ぶ様子が映っていました。

1位:ONF(21,890点)
2位:PENTAGON(21,207点)
3位:THE BOYZ(21,000点)
4位:VERIVERY(13,726点)
5位:TOO(13,240点)
6位:ONEUS(11,918点)

 

第3回バトル(第2ラウンド):Your Song

第2ラウンドは他のグループが披露する曲を自分たちで選曲しました。ということでカバーステージですね。そしてその選んだ曲をどのグループがやるかというと……

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そうです、選曲してきた曲をコラボステージのパートナーと交換してバトルをおこなうということだったんです……!「今日の友が明日の敵になる」「ひどすぎる!」と思わずこぼすメンバーたち。さすがMnet、やり方が汚いぞ😂
各グループどの曲をパフォーマンスすることになったかは以下の動画のところでごらんください。

ONEUS『Be Mine』原曲:INFINITE

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ロミオとジュリエットをテーマにストーリー性のあるステージを見せたONEUS。こういった耽美というか、美しい物語がほっんとに似合いますね。
コラボステージ後は、順位に落胆し「学生時代にも経験のない順位だ」と表情を曇らせていたファヌンくん。踏んだり蹴ったりだと言いながらステージ直前では「背水の陣で頑張ろう。これ以上順位は落ちない」「逆転すればいい」と鼓舞します。
『Be Mine』のカバー元INFINITEといえば群舞、自分たちでどうパフォーマンスしようと最初は戸惑ったと話していて、どのようなコンセプトでやるか話し合う会議では「自分たちの得意な雰囲気に変えてみる?」という発想の転換を図ります。

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ファヌンくんが歌詞から読み取った「悲劇的な愛とか運命とか(がいいかも)」の言葉から、レイブンくんが「ロミオとジュリエット」と提案し「よさそう!」となります。「自分が現代のロミオだと思う人挙手」とかちょっと笑えるシーンもありました。笑
ロミオを演じることに決まったレイブンくん。ステージでのカッコよさはぜひ動画を見ていただければと思いますが、切ない表情や悲恋の演技がすごくいいですよね~!ステージの装飾やライトの色が美しく、スタンドライト(?)を使ったパフォーマンスがとても綺麗です。大きな布を切り裂いて突き進むアイディアも面白い!このときの他のグループのリアクション芸人ぷりがすごかった…w
「僕のものになって」という意味の「내꺼하자(ネコハジャ)」という歌詞が耳に残ります。ストーリー性もあって、自分たちの得意なコンセプトにしっかり引き寄せていましたよね。私はロトゥキンの楽曲を詰め込んだプレイリストを作ってあるんですが、このアレンジが大好きで一番聞いてると思います。
ステージ後の映像では、コンヒくんが涙をにじませるシーンも…。「泣くには早すぎる。結果発表はまだ先だ」とメンバーが励ます姿に😭そのあとのインタビューでは「正直これが最後になるかもしれないと考えると、いくら全力を注いでも不安は残りました」と語っています。

TOO『Hard Carry』原曲:GOT7

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小道具を多く使い、工夫が随所に見られるステージ。見ていて楽しく、若手らしい雰囲気もあってすごく魅力的なパフォーマンスでした。先輩方から「ダンスがうますぎて新人じゃない…!」と悲鳴が上がるほど。笑 ブラックライトを使った演出も目を引いてよかったですね~。
コラボステージでは2位になったものの総得点では5位のTOO。あとがないと焦りが滲んでいました。「1番の敵はONEUSだ」と闘志を燃やします。
とはいえ、パワフルでワイルドな魅力を持ったGOT7の『Hard Carry』。それをデビューしたての若い新人グループの自分たちがどう見せればいいのか……。MVを見ながら「こんなの可能?」「プレッシャーだ」と口にするメンバー。。原曲が有名かつ人気があるので、良さを損ねてもいけないし原曲と比べられるのが怖いと。そうだよねぇ😭
そんな中デビューステージでエムカの収録に来たTOOが向かった先は…

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そう!ナイスタイミングでGOT7の活動と被っており、勇気を出して楽屋へアドバイスをもらいに行くことに。見てるこっちがドキドキ。事務所も違う業界の大先輩に会いに行くんですもん、そりゃ緊張するわな…!しかしそんな不安をよそに温かく迎えてくれるGOT7先輩。カバーをすることになったと切り出し、「どの曲?」「Hard Carryです」「ああ大変な曲だ」「相当疲れるよ」とw ラップが多いから少しここで披露しますと2人が披露することに。その出来に感心し「すごく上手だ。言うことなしだよ」と褒めてくれる先輩方。
チャンくんが「ファンキーな感じに編曲をしようと思ってて…」と心配そうに言うと、「僕ららしいHard Carryはすでに見せたから、みんなが得意な色を見せればいい。僕らに聞く必要はない」「負担に思わず感じるまま自然に表現してくれたらいい曲になるはず」と言ってもらうことができました。「僕らは超えないで」と冗談も。笑 最後は一緒に写真を撮って、きっとみんな勇気を出して楽屋を訪ねてよかったと思ったでしょうね😊誰かのマネをするのではなく、自分たちらしいステージにしようと決意できたようです。
ステージ後は先輩方から「イメージを壊す挑戦だった。TOOは大胆だ」「HIPHOPが上手だ」と大絶賛。ONFからは「もう一度調べるべきだ。デビュー年をね」という言葉まで…w 本人たちも悔いなくすべてを出し切り、楽しかったと清々しい顔をしていました。

ONF『It's Raining』原曲:RAIN(ピ)

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スタートから物語っぽくなっていてグッと引き込まれるONFのステージ。明るく、ファンクっていうんでしょうか…ダンサブルなアレンジが最高です。純粋にダンスも歌もスキルが高い上に演出もうまいので、ほんと「ズルい…!!」と言いたくなります。
本番前の控室では「1位ってプレッシャーだ」と話すメンバーに「僕らは臨時の1位だよ」「すぐに順位は入れ替わるよ」と妙にネガティブなONF。笑
誰もが知っているRAINさんの象徴である『It's Raining』、これをどうアレンジしたもんか……会議の様子を見てみましょう。

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楽曲アレンジの救世主!!SUPER JUNIORの楽曲なども手掛ける方で、ONFがロトゥキンで披露した楽曲のアレンジも担当されています。が、『It's Raining』だと知ったときのインタビュー「絶望的でした。原曲が完璧ですからね」は笑ってしまった😂
この曲はRAINさんのセクシーな呼吸が印象的なのですが、ジェイアスくんが「これはRAINさんのための曲です。呼吸すらセクシーですから。僕らの呼吸は生命維持の機能しかありません」とwww 原曲の演出はマイケル・ジャクソンの要素があるのでそれもちょっと意識しつつ、やっぱりあの呼吸の感じも取り入れたい!となり、それを誰がやるか実際にレコーディングブースに入ってひとりずつ実演してみることに。みんななかなかうまくいかないw ほんとにONF面白い。
最初の編曲はちょっとダークな感じで、『Everybody』と似ているからもっと明るくして違うイメージでやりたいと意見が出ます。「見せたことのないものを披露したいんです」と。ここでONFの『Complete』とのマッシュアップアレンジが生まれます!(もとの『Complete』自体めっちゃいい曲なんでぜひ聞いてみてください~)
この記事を書くにあたって改めて見返して、ロトゥキンはダークテイストの評価が高いと書いたことがあったと思うんですが、これは例外だったなぁと。多少大道具・小道具は使っているもののほとんどメンバーのスキルと演出で見せたステージでした。
パフォーマンス後の他のグループは「ダントツでONFが1位だろう」「原曲が思い出せない。編曲がすごすぎる」「どんどんうまくなる…」と言葉が止まりませんでした。

PENTAGON『Follow』原曲:MONSTA X

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とにかくこの迫力は言葉では伝えられないので一刻も早く動画を見てください…!
メンバーが放つオーラがすさまじい。セットも凝ってますし、ステージ経験値が高くないとこういう見せ方はなかなか思いつかないのかなと思います。ワイルドかつパワフル、ここまでの気迫は他のグループでは出せないですよね。ぜひ最後の最後まで見届けていただきたいステージです。
ONFのパフォーマンスを見て緊張感が高まるPENTAGON。テロップには「いつにも増して切実そうなPENTAGON」と表示されていました。
「“キングダム”に進み1位になりたいという――この切実さは誰にも理解されないはず」とフイさんの言葉。フイさんはインタビューで「アイドルになりたてのころ言われたのは…」と話だし、長くなってもいいですかと確認を取ったあと「ある人が僕に言ったんです。“アイドルは3年経てば答えが出る”と」と語り始めます。PENTAGONは2016年10月10日デビュー、1位を夢見てきた3年6ヶ月。しかしなかなか訪れない機会。「デビューして3年6ヶ月ですが時間が経つにつれ…」ここで少し言葉に詰まり、「来年はアルバムを出せないかもという心配をするようになりました」と…。テロップには、「切実な気持ちで参加した「ロード トゥ キングダム」、第1回バトルは2位、第2回バトルでは3位という結果だったことが表示されます。「問題点や見落とした点が何だったのかたくさん悩みました」と話を続けるフイさん。そんな負担と自責の中迎えた第3回バトルはMONSTA Xの『Follow』のカバー。原曲のイメージが強く編曲が難しいため、完成まで寝る間も惜しんで悩みながら作業する姿も放送されていました。

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「何も思いつかない」「難しすぎる」と頭を抱えるフイさん。コラボステージの編曲と同時進行だったのでプレッシャーが大きかったと…大変だ……。困ってユウトさんに電話をし、「今何してる?」「3階でストレッチしてる」「ストレッチなんかしてる場合かー!!!」と悲痛な叫びが😂「僕はもうアイデアが枯れ果てたみたい」「思いつかないんだ」と弱々しい声…ここでユウトさんが「この曲を聞いた瞬間思い浮かんだのは…」と思いがけないアイデアを出します!これが採用されあのカッコいいステージが完成するわけですが。ユウトさんて日本人メンバーなんで、この流れはなんか嬉しかったですね。
徹夜で作業をしたフイさんに差し入れを持ってくるメンバーたち。ほんわか。作業室は狭いから外に出て話そうと言うフイさんにメンバーは「ちょうどいいよ」「この部屋はフイの匂いがする」と言い、「フイの血・汗・涙のスメル」とテロップに表示されていました。笑 PENTAGONはなんというか…運命共同体じゃないですけど、メンバー同士の心がすごく通ってるんだなと思いました。(私はロトゥキンでの彼らしか知らないので完全に知ったかですが…)
そのあとのメンバーのインタビューでシノンさんが「フイとは寮でもあまり会えません」と心配する様子が映っていました。そんな中、まだガイドの段階と言いながら編曲した曲を披露するフイさん。

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イントロから厳かで幻想的な雰囲気が漂います。フイさんが「サビの部分が“ファララオ”と聴こえるだろう?」と言うと、「まさか…だからファラオ…?」とメンバーが😂そうです、ユウトさんが出したアイデアがまさにファラオでした。「英語が得意じゃないからか歌詞を見ないと“ファラオ”に聴こえるんだ」と言っていました。「古代の王の復活、復活した王が“キングダム”の王になる」とフイさんが語るとみんな満足の様子。
次に悩むのはそう振り付けですね。ダンス担当はキノさんです。完璧なパフォーマンスをしないといけないのに、振り付けで貢献しきれていない気がする…とプレッシャーを感じているようでした。ダンス練習の気迫がものすごかったです。「1位になれるステージを見せます」とフイさんの言葉と表情から意気込みが痛いほど伝わりました。
ステージが終わったあと、他のグループはとにかく「カッコいい」「映画のようだった」「惚れちゃった」と気圧されながらも感想を口にしていました。
キノさんは自分たちのステージを(おそらくあとから)モニターで見て「あんなに情熱的だった…?」と感動していました。「音楽番組で1位になったことがないので、絶対に1位になろうと意気込んでたんです。」と力強く語ります。

VERIVERY『gogobebe』原曲:MAMAMOO

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アラジンの世界観に落とし込んだ『gogobebe』。ミュージカルのように華やかで、小道具や大道具もたくさん!とにかく賑やかでまさに“お祭り”でした。ワンテークという撮影技法が採用されていて、パフォーマンスに引き込まれます。ジャファー役のホヨンくんがまたいい味出してるんですよ…!!(ステッキを落としてしまったのが本当に惜しい…!)終盤でVERIVERY得意の群舞も見せ、最後まで本当に楽しいステージでした😊
点数的にライバルとなるONEUSのステージ後は「バトル相手のステージがすごくて、僕らが脱落するかもしれないと不安になりました」と暗い表情でつぶやいていました。
メンバー会議では曲のアレンジをどうしようか思い悩む姿が。「こんな形でカバーすることになるとは…」とドンホンくんも気が重そう。

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最初はガールズグループの曲をやってみたいと言っていたものの、MAMAMOOらしさが詰まったこの1曲をどうすべきか分からず心配だと言う姿も。ここで第2回バトルでも力を貸してくれた振り付け師の方に相談します。振り付けに取り入れるからみんなで方向性とかアイデアを決めてと言われ、アイデアを出すためにスケッチブックに『gogobebe』から連想される単語を書き出すことに。(こういうのマインドマップっていうんでしたっけ?)上位グループはコンセプトやストーリーが明確だったことをヒントに思いつく単語を挙げていきます。
ふと「アニメ映画でもよさそうだ」となり、「アラジンがいい!」「お祭りみたいにできるよ」と劇中のパレードを思い出します。ミュージカルっぽくしてみようと決まり、せっかくならと難易度の高いワンテークでの撮影に挑みました。
パフォーマンス後、本番でステッキを落としてしまい落ち込むホヨンくん。他のメンバーも気になるところがあったらしく、控室に戻ったメンバーの空気はどんより……。ここでリーダーのドンホンくんが「落ち込んでたら怒るぞ。笑え」と声をかけます。「あとで食事でもしよう」「少し悔いは残るが…拍手しよう」とメンバーを労います。いやもうほんと何回も言ってるんですが彼のリーダーシップはマジですごい。自分だって悔しさや思うところはあっただろうに、こうしてメンバーを気遣えるの素敵すぎますよね。

THE BOYZ『桃源郷』原曲:VIXX

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ラストを飾るのはTHE BOYZ。言葉で語る必要はないですね。彼らの作り込まれた美しい世界観に浸ってください。
正直……THE BOYZってここまでのステージがずっとすごかったので、期待値が上がりまくってて、それを超えてくることはもうないのかなって思ってたんですが間違いでした。第3回バトルではこのステージが一番印象深いです。動画再生回数120万超えも納得です。(ちなみにFull ver.は150万再生を超えてます!)
放送で初めてこのステージを見たときあまりにも綺麗で、繊細で、どうやったらこんな芸術的な演出が思いつくんだろうとひたすら感動しました。これまでほどのド派手さはないものの“儚さ”という表しづらいものが確実にこちら側に伝わってきたんですよね…。ひとつひとつの繊細な動き、指先まで慎重に気を配った振りつけ。世界観に没入しすぎてすぐには戻ってこれなかったような覚えがあります。
グループとしての完成度が高いのはもちろんなんですが、今回特に目を引いたのはやっぱりピンクの髪のニューくんです。動画のカバーにもなってるシーンの花びらが舞い落ちる中のこのビジュアルと表情に虜にならない人はいるのか!?いやいない!そして歌もバチバチにうまいんですよ…美声……この雰囲気にピッタリです。
コラボステージ後、1位を守り抜けなかったことでメンタルが崩れたと話していたメンバーたち。1位を守り抜くのは落ちるよりずっと難しいと表情を曇らせます。
メンバー会議でもともとはっきりしたコンセプトのある『桃源郷』をどうアレンジするべきか話し合います。

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扇子を使ったら本当にそのまま同じ雰囲気になってしまうし…。前回のステージでワッペンデザインも手掛けたケビンくんが、桃源郷=桃の花が咲くパラダイスというイメージからストーリーを生み出せそうだとアイデアを出します。絵を見せながら枯れた花が咲く様子を伝える姿、デザイナーさんそのもの…!メンバーからもすごいと大絶賛。失楽園から桃源郷へ向かうストーリーにしたいと言います。
そして毎回メッセージを最後に残してきたTHE BOYZ、今回も最後にメッセージを残し、“月”をモチーフにして一貫性を持たせることに。ここでベートーベンのピアノソナタ『月光』を使ってみようという話が出ます。しかもこの曲、仮題が『トゥ パラダイス(Sonata quasi una Fantasia)』というんですって!!桃源郷へ向かうコンセプトとのすごい一致!!
ダンス練習ではソヌくんから儚い表情をしてと細かい指導も入ります。振りをメンバーに熱心に指導するのはキューくん。何度も同じところをピッタリ合うまで繰り返していました。
パフォーマンス後、THE BOYZのあまりの作り込まれたステージに声も出ない他のグループのメンバーたち。音がなさすぎてテロップで「実際の音声です」と表示されてました😂遅れて拍手するメンバーたち。「さすがTHE BOYZだ」と。
しかし……ミスをしてしまったジュヨンくん、涙をこらえきれず後悔の表情。上の動画見て気づきましたか?枯れ枝からだんだん花がついた枝に変わっていかなければならないのに取り間違えた(見当たらなかった?)んです。私は初見ではまったく気づきませんでした。。

リアクションの入っていないFull ver.の動画も貼っておきます。

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第3回バトル(第2ラウンド)の結果

結果発表を控え険しい表情で「僕は正直3位より下にはなりたくない」と言うTHE BOYZのソヌくん。そしてONFのジェイアスくんはPENTAGONのフイさんが大好きで抱きつきにいくほど。可愛すぎる。笑 VERIVERYは少しあきらめモードで「緊張するのはまだ期待が残ってるからだ」「いやいい経験ができただけで十分だ」と話します。
MCが結果発表の前に何か言いたい人は?と聞くと、TOOのギョンホくんが手を挙げます。そして先輩方に、ここまでたくさん素晴らしいステージを見せてくださり学ぶことが多かったと感謝の気持を述べました。いい子だ…。

第3回バトル(第1ラウンド)の順位と点数は以下の通りです。

1位:ONF(10,000点)
2位:THE BOYZ(9,765点)
3位:VERIVERY(7,803点)
4位:ONEUS(6,922点)
5位:PENTAGON(5,646点)
6位:TOO(4,459点)

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発表は3位から。3位になったものの浮かない顔のPENTAGON。「少なくとも2位にはなるだろうと思っていたので3位だと言われた瞬間みんな落ち込んだかと」「ステージを見る目を変えなきゃいけないようです」とインタビューに答えている姿が悲しい…。あのパフォーマンスが5位は私もちょっと納得がいきませんでした。
キノさんは個人インタビューで「本当に悔しいですね。どうしよう。一大事だ」と涙が堪えられず。「本当に頑張ったのに」と悔し涙が止まりません。「今日は泣いてばかりです」と弱々しい声が…何度見ても辛い…。
フイさんの個人インタビューでは「心残りな部分は…正直ありません。第2ラウンドでは5位でしたが次は分かりません。これからも僕たちらしく前進するつもりです。心残りはありません。」と表情も…幾分か吹っ切れているように見えました。そして「アイドルになりたてのころある人に言われました」と語っていた映像に繋がります。「“アイドルは3年経てば答えが出る”と」この言葉、続きがあったんです。「でも僕はその説を否定します。人生はいつ成功するか分かりませんからね。最後まで読めません」希望を捨てず駆け抜けてきたPENTAGON、そしてリーダーであるフイさん。「だから今僕らが歩んでいるこの時間が大切だし、メンバー全員切実です。それだけに僕は責任を持ってみんなを“キングダム”に連れていきたいんです」……もうさ…ほんとに26歳かい…?この若さで、なんか…すごいなとしか言葉が出てこないです。このインタビュー、ぜひ他のメンバーにも見てほしいですね。

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悲願のグループ1位を取ったONF。結果発表でワイアットくんが驚き、しゃがみ込んで泣いてしまいます。なんとか涙を拭い「正直とても不安でした。先が見えなくて、どうしたらいいのか…」と話し出します。2017年にデビューしたONF、「デビューして約3年経ちますが、まだいろんな姿を見せられずにいます」と思いを吐露します。
ワイアットくんは個人インタビューで「成功できるかは常に疑問でした。僕らが1位になる日が来るなんて、思ってもみませんでした」「想像したことはありますが、1位に近づいたこともチャートインしたこともありません」って……マジか…と私は心底驚きました。こんなに良曲を持っていて、パフォーマンスも歌も申し分ない実力、ステージの魅力もある。そんな彼らが1位候補にすら挙がったことがないなんて…。
ジェイアスくんは「3年越しですね。念願の1位です。こみ上げてくる涙を必死で抑えてました。妙な気分でしたね。“ONFというグループがいる” “1位になれるグループだ”と伝えられました。」とまだ実感がわかないような笑顔で話してくれています。
ヒョジンくんは「“いいステージを見せるグループだ”と認められたようでとてもうれしかったです」と。『It's Raining』で1位を取ったことで自信がついたことと思います。

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4~6位の発表です。VERIVERYのカンミンくんがうつむいたまま動かないのでヒョンたちが心配そうに声を掛けます。自分たちが4位だと発表されて驚くメンバーたち。ミスがありお互いに申し訳ないと思っていた、もう無理だと諦めていたと話しながらみんな目から涙が…😭
続いてONEUSが5位と発表され、TOOは涙を流します。それでも「残念ですが、先輩方から多くを学べた意味深い時間でした」としっかりコメントする姿が印象的でした。
結果発表の場では気丈に振る舞っていたチャンくんですが、グループインタビューでは涙で声を詰まらせ「TOOの一員でいられて誇らしいです」と声を絞り出します。「チャンが泣くのは久しぶりだ」とメンバーみんな泣きながら声を掛けます。
先日まで『Count 1,2』で活動をしていたTOO。音楽番組でも可愛らしく爽やかな姿と、タイトル曲でないシックな曲もパフォーマンスしていてすごくカッコいい姿も見せてくれていました。これからも注目のルーキーですね!

 

ここまでの結果と脱落グループ発表

1位:ONF(31,890点)
2位:THE BOYZ(30,765点)
3位:PENTAGON(26,853点)
4位:VERIVERY(21,529点)
5位:ONEUS(18,840点)
6位:TOO(17,699点)

グループステージでは、VERIVERYは3位、ONEUSは4位を獲得しましたが…もとの点差がかなりあったのでやはり上位との差は大きいですね。TOOはここで脱落となりました。
ここまで新人らしからぬハイレベルなステージを見せてくれたTOOに先輩グループのメンバーがみんなハグして「よくやった」と声を掛けてあげているシーンが印象的でした。自分たちの新人時代と重ねていろいろ思いを馳せる先輩方も多かったのでは。

 

第3回バトル語りすぎました。。😂チッケムもあるので余力があればあとで追記しておきます。さて、残すはファイナルステージのみ。ファイナルステージは5組とも6月12日に音源配信する新曲での勝負です。Part.3の記事でお会いしましょう!

そして、ONFは8/10、ONEUSは8/19にカムバを控えています。ロトゥキンで彼らが気になった皆さま、ぜひ投票やスミンに参加しましょう!(本命が別にいて被ってるんだ……という方はアレですが…!)ティザーなども続々公開されているので要チェックです。

 

PENTAGONも9月23日に日本フルアルバム『UNIVERSE : THE HISTORY』の発売が決まっています。こちらも応援したいと思います。

→さらにPart.3へつづく…