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【感想】SHINee 日本デビュー10周年記念ファンミーティング「Bistro de SHINee」

今日はSHINeeの日本デビュー10周年を記念したオンラインファンミーティングが開催されました。名前のとおりレストランをコンセプトに、ビジュアルやグッズも可愛くて素敵なものになっており情報解禁時から心待ちにしていました。
SHINeeのファンになってまだ数ヶ月。そんな自分が今日のファンミをどう受け止めていいか、正直少し悩む部分はあります。10年という歳月、SHINee5人はもちろん彼らとともに長い時間を過ごしてきたシャヲルさんたちはどんな気持ちだっただろうかと思いを馳せながら、拙くはありますが感想を残しておきたいと思います。

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SHINee日本公式Twitterより

このメインビジュアルとてもいいですよね。シャイニーカラーってとっても綺麗で、もともとエメラルドグリーンやアクアブルーあたりの色が大好きな私に毎回刺さりまくっていて、グッズ購入の歯止めがききません。笑

メンバーは今日ももちろん韓国にいますが、MCは日本の番組やライブでもMCを担当したことのあるどりあんずの堤さんがリモートで担当。ゲームコーナーでは自由すぎるSHINeeにツッコミを入れつつ、軌道修正しつつ、進行してくださってとても楽しい時間を過ごすことができました。
SHINeeって曲を聞いたりパフォーマンスを見たりする分には…なんというか、オシャレ感っていうんですかね。歴も長いしともすると多少お高く止まってもいいくらいのキャリアになりつつあるはずなのに、全然そんなことなくて、メンバー4人でいるとふざけるわボケるわでもうそれはそれはカオスなんですね…(楽しい)もちろんVLIVEやカムバ時の映像などでそういった部分は見え隠れしていたものの、初心者ファンである私は今回初めてほぼ全編日本語で1時間半ほどの長さで彼らのそういった姿を見たのは初めてで新鮮でした。
素でボケる(ボケ続ける)オニュさん、可愛くふざける天然ちゃんなテミンさん、真面目かと思いきや突飛な行動に出るミノさん、ツッコミなのかと思ったら淡々とボケるキーさん……あれ…リアルツッコミ役が誰もいない😂
ゲームコーナーは単純なものでしたが、SHINeeだからこそあんなに盛り上がったんだと思います。自然と面白くなっちゃうのか、長年のバラエティ力がなせる技なのか…とにかく笑いすぎて息ができませんでしたw
ディレイ配信もVOD配信もないということで、ツボったところは少しだけツイートしてましたが、4人とも本当に日本語が堪能で驚きました。特にテミンさんとキーさんは日本語で聞いて返す速度が段違い。キーさんは長文をすらすらと話すし、合間の「えーっと…」とかが日本人のような自然さ、「~してくれて」「~してもらって」「~されて」といったややこしい日本語の使い分けもほぼ完璧で、改めて語学力の高さに感動してしまいました。日本での活動が10年という長さだからというのはあるかもしれませんが、勝手には身につかないのが語学です。それは韓国語がなかなか習得できない自分が身にしみて感じています…。
なんとなく過去の動画やMステ時も感じていましたが、喋るシーンの長さでいうと今日は格段に長い時間でしたし、日本に来ての活動も随分ないことを考えるとありがたいことだなと噛み締めました。

そんな感じで楽しく過ごしたゲームコーナーのあとは、パフォーマンスも披露してくれました。1~2曲くらいかなと思ったら、なんと『Don't Call Me』『Atlantis』『Diamond Sky』、そしてSHINeeの日本での10年を振り返る映像を挟み、新曲の『Seasons』『SUPERSTAR』の5曲もあったんです。これは嬉しい誤算…!
テミンさんの今のエクステを付けた長髪のビジュアルで『Don't Call Me』『Atlantis』が見れたのも嬉しかったですし、以前SHINeeについて書いた記事にも書いたとおり、私にとって『Diamond Sky』は大切な曲で(長年ファンの皆さんが意味するところとは少し違うのですが)今日まさか聞くことができるとは思ってなくて非常に嬉しかったです。何度聞いてもいい曲ですね。今日もじーんとくるものがありました。

あいだに挟まれた、日本での活動を振り返る映像、メンバーは知らされていなかったみたいです。「日本デビューします!」と言う若い5人が映ると、4人は少し恥ずかしそうにしながらも懐かしそうに眺めていました。SHINeeカラーのペンライトが輝く客席、何かの記念日でお客さんがみんな同じスローガンを持つ姿、東京ドーム公演を発表して喜び飛び上がるメンバー、伝説として語り継がれるであろう「東京ドーム!」の掛け声とともに始まる『Everybody』の5人の輝き、泣きながら挨拶する5人、そして4人でおこなった東京ドーム公演…… だんだんと表情が陰り始める4人、それは溢れる感情をなんとか押し殺そうとしての表情だったのでしょう。
映像が終わりファンミの会場にカメラが戻ってきたとき、静寂が流れました。それを確かキーさんが破って、涙が伝っているのに気丈に進行をしようとして、他のメンバーに話を振ったけれど誰も答えられませんでした。見ている側も多分同じ状況でした。私なんて過去のライブにひとつも行ったわけでもないし、動画で少し見たことあるだけの人間です。それなのに今思い出しても涙が溢れてくるほどです。それを突然見て何も思わないわけがないですよね。
ミノさんに「涙が…」といわれるとキーさんは「触れないでよ」と言っていましたが、それほど日本での10年間というのは…私が想像する以上にさまざまな思いが混ざる時間だったのだと思います。「感動的で…」と口にしたのはオニュさんだったかミノさんだったか忘れてしまいましたが、確かに100公演以上のライブをやって、記念日や節目を日本で過ごしたんだなというのでぐっときた部分もあったのかもしれません。でもそれ以上に、どれだけ時が流れてもメンバーひとりを失ったことは決して癒えることはないというのも今回彼らのリアルな反応を目の当たりにして感じたことでした。
テミンさんの本国のマスターさんが「彼らが強いからといって傷つかないわけじゃない。どうして何度もこういう唐突に衝撃を受ける企画をするのか理解できない」と少しきつい口調で書いてらっしゃいました(自動翻訳したのでこれはかなり意訳ですが)。涙を流すメンバーの姿は感動的と言えるかもしれませんが、やはりそこを切り取ってあとでメディアに取り上げられるのかと思うと少し違和感はあります。もちろん実際のところ、日本での活動を振り返って感動しただけかもしれませんし、突然のメモリアル動画に驚いて言葉が(日本語で)浮かばなかっただけかもしれませんし…それはこちら側から真実は分かりません。

そのあとSHINeeは2曲を披露してくれたわけですが、締めの挨拶でキーさんが進行をしてオニュさんが「さっきは気持ちが溢れてうまく管理できずすみません」と謝ってくれて、全然そんな謝ることではないのに…画面越しでは声援もペンライトも届けられないのがとてももどかしかったです。そのあと順番的にはテミンさんだったんですけど…言葉を発せなくて…オニュさんとミノさんが両脇から駆け寄って心配していました。その様子を見て、キーさんが「大丈夫だから。先にミノ言って」と機転を利かせていました。
キーさんは自分だって泣いていたし言葉を紡ぐのだって大変だったはずなのに、全部日本語で長文のあいさつもしてくれて、締めの言葉も全部言ってくれて、申し訳ないようなありがたいような気持ちになりました。最後テミンさんの姿がなくて心配でしたが、きっと3人のお兄さんたちがついてるから大丈夫ですよね。

そうそう!日本アルバムのタイトル曲『SUPERSTAR』すっごくいい曲でした。こういういい曲を聞くとつい「日本オリジナル曲なのに……!」と言ってしまうのですが。笑 多分このパフォーマンスは収録だったので、メンバーがニコニコ楽しそうにしているのがとても印象的でした。

SHINeeのファンになって楽しくて幸せでありがたいことばかりですが、彼らの歴史の長さと思いと、メンバーとシャヲルさんたちが経験してきたものの重みがやはり新規には受け止めきれないなと感じることがこうしてたまにあります。
でもこれはSHINeeを好きになったら絶対に感じるものなんでしょうね。いつか私がSHINeeのライブを生で見ることができる日が来たらこのもどかしい思いも少し解消されるのかもしれません。
本当は面白くてツッコミどころ満載だった部分もたくさんあって、もっと楽しい感想も書こうと思ったのですが終盤のことで気持ちがかなり引っ張られてあまり書き残せず…。キーさんが育てたネギでキムチを作ってテミンさんにあげたとか、ミンキーでようこそジェスチャー(言葉で伝わらない)してずっと2ショット抜かれてて可愛かったとか、いろいろあったのに…!!

そうだ、私もついにシャヲルと名乗ってもいいかもしれないというものが届きました。

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日本FCの会員証です。綺麗な色ですね😊

今日のファンミーティング、4人とも本当に忙しい中準備してくれたと思います。特にオニュさんは絶賛ミュージカル出演中だし、テミンさんはもう言わずもがなだし…今日受け取ったものを糧に、いつかSHINeeに会える日まで応援し続けたいなと思います。
まずは日本アルバムを買い足そうかな!!!