2023/02/18追記:
なぜこのタイミングでこの記事が検索されて読まれてるんだろう?と思ったら、昨年の東京ドーム公演の座席変更の件が再度話題になってたんですね…!この記事はそれより前の公演の話なので、東京ドーム公演は以下の記事で感想を書いています。座席変更の件も当時の感情を交えて少しだけ触れています。
--- 追記ここまで ---
前回コロナの影響で途中で中止となり、チケットは取っていたものの結局一度も行けなかったラルクのアリーナツアー。そのリベンジに、今日は「L'Arc~en~Ciel 30th L'Anniversary TOUR」(通称ラニバ)のさいたまスーパーアリーナ公演 2日目に行ってきた。たまアリに来たのはなんと2019年1月の和楽器バンドぶり。本当なら2020年4にLDHのライブで5日連続来るはずだったがそれも夢となった。昔は2日、ときには3日連続通ったこともある馴染みの会場だ。
Thanx Saitama!
— L'Arc-en-Ciel (@LArc_official) 2021年12月5日
See you in Yokohama next!#ラニバ #30thLAnniversary#LArcenCiel #ラルク pic.twitter.com/yg19bBHCcZ
ライブレポなどというきちんとしたものは書けないが、自分の感じたことをつらつらと書き綴っておこうと思う。まず今回いわゆる「良席」だったのでその話を長めに…笑
今回のツアーでは新たに通常FCとデジタルFCのW会員先行(最速)が設けられ、即座にデジタル会員(年会費 5,000円)になり、このたまアリ公演をSS席でチケットを取ってみた。1枚22,000円となかなかの価格である。わたしはお金を出した人がいい席を得られるというのは大賛成だが、運があまりよくないので「言うてもSSとSの境目とかになることもあるし~」と構えていた。しかし、今日席についてそんな思考は綺麗サッパリ消え失せるほどの景色を見ることができた。
チケット発券は前日夜。アリーナ席はステージ構成によって変化するので座席番号を見てもハッキリとは分からず、ある程度はこのあたりかな~と予想をしながら入場した。調べれば1日目の人が呟いてくれていたかもしれないが特に見ていなかった。今回は円形のセンターステージ。歩いていくと………(たまアリ公式の図を加工。赤色が座席位置)
花道ちっか!!!!!(近いの意
ラルクは楽曲が好きで、音が好きで、声が好きで、アイドルを追うときのようにいい席で近くで見たいなぁという感情はそこまでなかった。しかし、当たらなければ意味がないので、最速先行で申し込み、どうせならSS席を選んでみよ~くらいのテンションだったのに。たまアリのアリーナ席は過去にアニサマとラブライブと今市さんソロで入ったことがあるがほぼ埋もれ席だった。
今回は違う。花道横の柵前。それにしてもなんで今日に限って今回のグッズ何も買ってないのわたし…と大後悔した(あと3公演行くので帰って速攻買った)
過去何度もこのブログで書いているが、わたしの音楽のルーツ(と一般人が使うのはなんか大げさで恥ずかしいが)のひとつが中学時代、部活の先輩におすすめされたラルクの楽曲だった。それから約20年、ラルクは活発に活動をするグループではないが、わたしの人生のどの瞬間にも彼らの音楽がある。
しかしなぜか上京するまではラルクのライブに行くことを思いつかなかったため(大学時代は関西に4年間いたのに)これまで行ったラルクのライブは国立競技場、味の素スタジアム、夢洲特設会場(真っ平らのだだっ広い埋立地)、幕張メッセの展示ホール、そして東京ドームだった。しかもFCに入ったのもだいぶあとになってからで、一般でチケットを取ることも多かったため、モニターでも遠く、肉眼でメンバーをはっきり認識できる席に入ったことがなかった。
それでもラルクのライブは音で楽しめるし、ドームの天井席だって何も不自由はなかった。それが20年近い時を経て、何も視界を遮るものがなく、メンバーが花道を歩いてくると数メートルしか距離がないような位置でライブを味わう日が来てしまった。
以下の写真は5月の幕張メッセのライブのナタリーさんの記事の写真だが、リアルにこういう景色だった。自分の前には柵の内側にいるカメラマンさんしかいなかったというともっと分かりやすいかもしれない。
ナタリーの記事より引用
図に書いたとおり、開演からしばらくは4人の背中を見る位置だった。モニターを見ながら「yukihiroさんのドラムは動かせないしな…こっちはずっと背面なのかな…?」とも思った。ただ、3人は自由に歩き回れるので時折こちら側に来たり、動く歩道的なものに乗ってセンターステージ周りをぐるぐるしてくれたのでよく見えた。図だとセンステまで遠くない?と思うかもしれないが、前にあるのは1ブロック分で、自分が2ブロック目の最前列だったのでかなり見晴らしがよかった。アリーナ席で背の低さを嘆かずに見れたのはかなりレアだ…。
実際には背中を見る形から次に横、その次は反対?の横、最後の最後で正面から見れる形になった。ドラムを動かすわけにはいかないので、中央のステージが回転するようになっていて、なるほどと思った。それにしても一番上に公式のツイートを載せたが、たまアリは本当に照明効果が綺麗だ。久しぶりに来たがやはりここが一番綺麗だなぁと改めて思った。
そろそろセトリにも触れつつ感想を書いておく。セトリは以下のページを参考。
30周年ということでまあ定番曲という感じのセトリ。声は出せないので、コロナになってからは『MY HEART DRAWS A DREAM』や『あなた』の合唱はハミングでやることになっている。
なんの曲だったか思い出せなくて悔しいが、最初に花道の先端まで歩いてきたのはkenさんだった。わたしは楽器を一切弾けないし、kenさんのギターがどれほど技術的に優れているかは理解ができない。それでもkenさんのギターを目の前で見ながら聞くことができて感無量だった。本当にカッコよかった。というかkenさんめっちゃスタイルよいな…!?!?ちょっとふっくらしてる時代もあったけど、今シュッとしてるし脚長いしなんかジャージみたいな衣装だったのに(言い方)カッコよすぎてたまらなかった……周りの人たちもkenさんが背中を向けて去っていくのを見ながら「かっこ良…ヤバ……」と言っていて大きく頷いた。
アンコール登場で『ミライ』を終えて、花道を歩いてきたのはhydeさん。ち、近い…!思わず後ずさる。さすがに20年間ファンをしてきたバンドのカリスマボーカルが数メートル先にいると思うとドキドキした。アンコールMC中ずっと花道にいたhydeさん。
さいたまんまたな#hyde #ラルク #LArcenCiel #ラニバ #30thLAnniversary #さいたまん #さいたまスーパーアリーナ pic.twitter.com/dJ65uugKu4
— Hyde (@HydeOfficial_) 2021年12月5日
今日のhydeさんのツイートから。まさにこういう視界で幸せすぎた。
hydeさんは「ジャンプウェーブが綺麗にいかないと次の曲はやりません」と言いながら客席をいじったり、「僕がこんな距離にいるのにモニターを見てるそこの君はなんで?あ、てっちゃんのファンなのね。でも僕をこの距離で見れるのもまあまあレアやと思うで?」と笑わせたり…w ウェーブは1回目はNG。「なんか汚かった。サイタマじゃなくてキタナイタマになってた」とkenさんに言われる始末😂2回目で成功!『FOREVER』を目の前で歌うhydeさん。いやほんとに、こんな距離でhydeさんの喋りと歌声を聞ける機会なんてもう生涯でないかも…。
最後はてっちゃん。わたしの前の席の子が大きいバナナのぬいぐるみを持っていてひと目でてっちゃんファンだと分かった。そこまで甘々対応ではないもののその子をしっかり捉えて、目の前で華麗にベースをかき鳴らすtetsuyaさんはめちゃくちゃカッコよかった。
順番が前後してしまうが、本編のMCの話を少し。
今日は珍しく(?)スタートのてっちゃんからすでにシモネタ気味で…w ちょっとあまり文字に起こせない感じなので内容はご想像におまかせする。笑 kenさんより先に言っちゃうし、そのあとのkenさんもなかなかひどいし(褒めてる)。30周年もいつもどおりのラルクでした。
で、hydeさんが一度やってみたかったとアンケートを取った。「ここ5年でファンになった人ライトつけて〜」と。それを10年、20年、30年、インディーズと段階で質問していった。20年が一番多かったような気がする。ここ5年はほぼいなかったな😂インディーズからの方もチラホラ。30年以上となると本当にすごい……。
このライブ中、これまで感じたことのないすごく不思議な感覚があった。過去のライブは外から見ている…みたいな、そんな感じだったのに今日は中に取り込まれた感じといか…。メンバーを照らすライトが眩しくて目がくらみそうで、ほんの少し先には人生の半分以上愛したバンドのメンバーが立っている。もうみんな50を過ぎているというのに、とてつもなくカッコよかった。この人たちが作る音楽が大好きだと改めて思った。どれだけ時間が経っても色褪せない、珠玉の楽曲たちは、きっとわたしがもっと歳をとってもそばに在るだろう。
長年ファンを続けているL'Arc〜en〜Cielというバンドの存在を肌で感じられる位置で見ることができたのは特別な経験だった。中学時代にCDでラルクを聞いていた、まだ自分がライブというものに行くようになるとは思ってもみないあのころのわたしに教えてあげたい。30歳を過ぎてもあなたはラルクが好きで、いつかその音楽を生で聴ける日が来るよと。
彼らのライブをあと何度見られるか、ツアーをこの先もまたやってくれるか、正直分からないが機会がある限りは会いにいきたいと思う。
↓久しぶりのたまアリだったので写真を。
↓LDHはこういった撮影スポットが今は一切ないのでラルクはあってうれしかった。しかしやはり人だかりが……。
↓自分で写真が撮れなかったので昨日のhydeさんのツイートから。すごく綺麗だった~!虹色にライトアップしてくれるとは粋だ😭
さすがさいたまん#hyde #ラルク #LArcenCiel #ラニバ #虹 #30thLAnniversary #さいたまスーパーアリーナ pic.twitter.com/UdCThSnWHW
— Hyde (@HydeOfficial_) 2021年12月4日
2021/12/10 追記
早退して横アリ2日目に行ってきました!横アリは外のモニターに30周年の映像なかったですね(入ったのがギリギリで出たあとしか見れなかったのですが、入場時間帯は映ってたのかな?)今日はS席でアリーナAの18列目。横アリは割とアリーナ席(他の会場で言うスタンド下段的な位置)どこでも見やすいのでいいかなーと思ったのですが正解でした。ちょうど全体を見やすい位置で、ステージがどちらの方向を向いても満足度が高かったです。ゆっきーのドラムの手さばきをしばらくずっと見ていた。カッコいい。
前回の反省を生かしてマラカスライト購入。FC限定グッズ、今回タオルがめっちゃシンプルなのでちょっとスルーしてw シュシュ買いました。なかなか可愛い。たまアリも横アリも私がかばんを下に置いてたら、右隣の方に椅子使ってくださいと言われて、ラルクのファンは温かい人が多いな~と。年齢層も高めだしLDHとはまた全然違った空気ですな。
今日はたまアリよりみんなテンション高いというか、なんかエモーショナルというか。楽器隊の雰囲気がたまアリとすごく違うように感じたんですよね。ゆっきーもご機嫌に見えたし、kenさんもなんだか楽しそうだったな。てっちゃんもよく客席見ながらうんうんて頷いたりして。というか、今まで席遠すぎor前回近すぎで見えてなかったんですが、楽器隊3人が曲終わりのタイミングで目配せしてたり、kenさんがゆっきーのドラムめっちゃ見ながら演奏してたりするんだなぁと。ラルクって控え室も個室で、何もかもバラバラでほぼライブ当日しか顔合わせないみたいな感じ(だと思うん)ですけど…それでもやっぱグループのメンバーなんだと今日改めてじーんとしたりしました。
あとhydeさんが花道先端で歌ってるところにてっちゃんが来て、ふたりでキャッキャしてたのがすごく可愛かったです。こっちの位置でラッキー!って感じでした。
ウェーブが楽しかったw
ラルク横アリ終わり🌈やっぱ横アリはアリーナ席でも見やすいな〜今日全体見渡せたからすごくよかった。kenさんていつもあんなに演奏しながらゆっきー見てた?なんかすごい動きが可愛かったんやけど笑 あとゆっきーなんか…いつもよりすごくにこやかやったよね!?最後はけるときも全然雰囲気違った。
— ai (@aic__a) 2021年12月10日
そして今日は『fate』が聞けて嬉しかったです。めちゃくちゃ好きなんですよね。