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【雑記】K-POPアイドルが音楽番組で1位を取ること:Stray Kids「SHOW CHAMPION」1位に寄せて

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公式ツイートより

一番推してるK-POPアイドルグループが、今日(2020/09/23)音楽番組で1位になった。

ケーブル放送の音楽番組は、地上波に比べ1位を取りやすいと言われているが、出演しているグループのみが候補となる火曜の「THE SHOW」よりは、今日の「SHOW CHAMPION」は少し難易度が高い。

私がStray Kids(以下、スキズ)を好きになったのは2020年3月ごろ。正直まだドがつく新規で「1位になってくれて嬉しいです」と言えるような立場ではない。しかし、5月から音楽番組をリモートワークのおとも程度に見始めた結果、日本とはまったく違うスケールのステージ、レベルの高いパフォーマンスにドハマりしてしまい、それ以降今日に至るまでほとんど毎日全ての音楽番組を網羅した私にとって、推しが1位を取る瞬間に立ち会えたのは本当に自分でもビックリするくらい嬉しかった。
他にも好きなグループはたくさんいて、楽曲だけでいうとスキズと同じかそれを少し上回るくらい好きな曲もあったりする。いやほんとK-POPはいい曲が多すぎる。
だから見慣れたはずのショーチャンの1位発表の演出にありえないほどドキドキしている自分にまず驚いた。1位が『Back Door』だと分かった瞬間部屋でひとり叫んで、泣いた。自分はそういうタイプではないはずなのに…… とにかく嬉しくて、飛び跳ねて喜ぶスキズを見ると本当の本当に幸せな気持ちになった。私もこんな感情になることがあるのか、と不思議に思った。(1位発表時の動画、ツイートリンクさせていただきます)

楽曲を出せば活動しなくても当たり前のように1位を獲得するグループ、ソロ活動を始めてようやく1位を掴んだ人、何週間活動しても候補にも挙がらないグループ、楽曲もパフォーマンスもいいのに知名度が上がらないグループ……この5ヶ月弱でそれはもうたくさんのアーティストを見てきた。
スキズは6月の『神メニュー』での活動では、1位候補にもほとんど挙がらず、音源の弱さを身を以て知った。あんなに素晴らしく、ライブ映えするパフォーマンス、楽曲は確かにちょっと人を選ぶかもしれないがそれを補ってあまりある“良さ”が彼らにはある。でもそれはファンの欲目なのだろうか。MVの再生回数も悪くない、iTuneやBillboardでランクインし海外のファンは増え続けている、しかし肝心の韓国の音楽サービスでは圏外……
正直6~7月時点では、「スキズは海外人気が高いのだから本国の音楽番組で1位になれなくても致し方ない」と思っているふしがあった。事実、アプリでの投票は可能な限り行っていたもののMVを熱心に再生したり、Naver TVで出演動画を再生したりほとんどしていなかった。また、海外からでもスミンできるgenieにも登録していなかった。
音楽番組の仕組みも分かっておらず、音盤が売れたのに候補に挙がらないのはなんで?と言って有識者の人に苦言を呈されたこともあった。(これは新規STAYに向けてツイートされていたもので個人的に指摘を受けたわけではない)

迎えた9月のリパッケージアルバム「IN生」でのカムバック。前回から3ヶ月も経っていない……が、この活動は最初から少しいい意味でおかしかった。まず、genieとbugsという韓国の音楽サービスに『Back Door』がチャートインしてきたのだ。MVも24時間とちょっとで1千万再生を超えた。そして毎日チャートが固まる(その日の動きがフリーズする)夜中の時間帯にgenieで上位にいるという現象が起こった。ファンが一番驚いたのはこの2位を獲得した日だろう。

そして何よりファンが確実に増えたという実感が、にわかながらあった。新規の私ですら感じる、6月のときとまったく違う熱量の高さ。これはきっと長年ファンをしている方はもっと感じていただろうと思う。
私自身、今回はかなり前からアプリの広告動画で投票のためのハートやbeatsを貯め、音楽番組の仕組みを調べ、スミンの仕方を再度学び、genieを助けを借りながらインストール&利用券を購入しスミンし、YouTubeプレミアム登録をしてMVを再生し、可能な限りの準備万端といった感じで意気込みがあった。心構えが6月とやはり違っていた。

実はカムバ当日、こんなツイートをしていた。

フォロワーさんも同様にそわそわしている方が多かった覚えがある。もちろんまだケーブル放送で1位を取っただけといえばそうなのだが、スキズは驚くことにこれが3回目の1位なのだ。過去2回は「M COUNTDOWN」(こちらもケーブル)なので、今回の「SHOW CHAMPION」で1位を取ったのは初となる。
日本のトレンドで「#.BackDoor1stWin」が4位にランクインした。日本では3文字がトレンドに入らないこともあり「スキズ」は見たことがないし、誕生日関連のタグもほとんどランクインするのを見たことがなかったのでとても嬉しかったし、それほど多くの人がお祝いしたのかと思うとさらに嬉しかった。

K-POPアイドルのファン文化に慣れるまで、ここまで投票やスミンを呼びかけ、一致団結する意味はあるのだろうかと懐疑的だった。
それ以前にもともと誰かとなにかを協力するのが苦手で、ライブすらほとんどひとりで行くような協調性のない自分には向かないなとずっと思っていた。
しかし、今日はっきりと分かった。これはスキズたちの頑張りはもちろん100万%あるという前提で、STAYも頑張らなければ成し得なかった結果だ。決して偶然の産物ではない。彼らが死ぬほど辛い思いをしても活動し続けてくれて、それをずっと応援してきた先輩STAYの皆さんの頑張りがあったからこそだ。
そして今回の私のように新人STAYでも投票やスミンに向けて何かしら行動を起こした人が多かったに違いない。私ひとりの力は微々たるものだけれど、行動した人が100人いたら、1000人いたら…結果は全然変わってくる。

スキズの今日のパフォーマンスはいつも以上に気迫があった。さまざまなアーティストのライブをもう数え切れないほど行っているのに、彼らのライブほど生で見ないと死んでも死にきれないと思うのは久しぶりだ。残念ながら日本からは見れないので、VPN接続ができる方はぜひつないで見てみて欲しい。

[COMEBACK] 스트레이 키즈 - 백 도어 (Stray Kids - Back Door)

1位獲得後のアンコールでの歌唱も素晴らしかった。5月以降こんなに生歌で歌えているアーティストは数えるほどしかいなかったように思う。

彼らの躍進を裏付けるように、先日Twitterの調査結果で以下のような結果が出ていた。

また、以下のランキングでは、2018年以降デビューしたグループとしては唯一トップ10にもランクインしている。

スキズの時代が目前まで来ている……!!こんなに追いかけていて楽しいグループに出会えて本当に幸せものだ。いつも幸せをありがとう。そして、こうしてスキズが1位を取るためにさまざまな活動をしてくださっているたくさんのチームや個人の先輩STAYにお礼を言いたい。目指せ2冠、3冠……あわよくばもっと!笑
私はStray Kidsと出会えてよかった。Stray Kidsを好きになってよかった。今日改めて心からそう思った。

 

2020/09/26 追記

この記事を書いた翌日「M COUNTDOWN」でも1位を獲得し、スキズの活動初の「2ndWin」となった。

また、その翌日、地上波の音楽番組である「Music Bank」ではBTS先輩にもう一歩及ばないものの初めて1位候補に挙がり2位という成績を収めた。

ミューバンはBTS先輩無双が続いているのだが、その中でももっともスコアが接戦したアーティストだったようだ。こうして見るといかに高い壁かが分かる…

どちらも放送を見るにスキズたちはとても喜んでくれたようで、エムカのあとは次のスケジュールがある中、せめて声だけでもとVLIVEの配信をしてくれた。地上波の壁はやはり高いが来週も水木のケーブル放送はあるので引き続きスミンや投票を頑張りたいと思う😊

 

2021/09/05 追記:

地上波で1位を取った記事を約1年越しで書くことができました。追記できていませんが今日は人気歌謡で1位を取って本当に幸せな日になりました。

kuraxkura.hatenablog.com