入院されていたジャニー喜多川さん（87歳）が亡くなったというニュースが飛び込んできた。
先日倒れたという報道があってからそう時間は経っていないので、本当に危険な状態だったんだな…と今になって思う。
上にリンクを貼った記事を読むと、最期のときを穏やかに過ごすことができたようで少しだけホッとした。
※今回のこの記事はジャニーさんのことをきっかけにして、私がジャニーズのことを振り返っていろいろ書いただけ。8割ポエム。LDHの話ではないのでご注意いただければと。
このブログは私がハイローからLDHにハマって（本格的にハマったのは2017年）からのことを書いているが、過去の記事の端々にジャニーズのことを比較対象として書くことがあった。それもそのはずで、自分の10～20代の大半はジャニーズを応援していた期間で、LDHにハマっている期間よりずっと長いのだ。
過去にも書いているかもしれないが、私がジャニーズを好きになったのはタッキーが出ていた「木曜の怪談 怪奇倶楽部」（95～96年）というドラマがきっかけだった。当時は滝翼やキンキやV6あたりが出ていたドラマは片っ端から見ていたし、「ザ・夜もヒッパレ」「ポップ・ジャム」などの音楽番組にもジャニーズがよく出ていて欠かさずチェックしていた。もちろん「少年倶楽部」もだ。
本格的に好きになったグループはKAT-TUNが最初だった。まだ先輩のバックで踊る彼らをテレビのカメラワークに文句をつけながら一生懸命見ていた覚えがある。
生まれて初めて行ったコンサートはKAT-TUNの大阪城ホールでの公演（通称ルッキンコンと呼ばれているやつ）だったと思う。福井から初めてした遠征のことは今でもよく覚えている。
それから間もなく関ジャニ∞（以下、エイト）を好きになり、エイトが松竹座でやった最後のクリスマスパーティー（通称クリパ）に行った。これも別の記事で書いたかもしれないが、ひどい大雪で特急列車の窓ガラスが吹雪で割れて、開演時間に間に合わず、しかも松竹座の場所が分からず妹と走り回ったことをハッキリ覚えている。笑
それからいくつもコンサートに行ったが、不思議なくらいよく覚えている。もう10年も15年も前になろうとしているのに楽しくて楽しくて仕方なかったという思い出がずっと残っている。
特に記憶にあるのは、すばるが福井公演（多分初めての福井でのコンサートだった）のMCで「福井最高に楽しかった」と言ってくれて、そのあとも福井を開催地に入れてくれてたこととか、∞祭で幕張メッセでエイトの歴史を見ながらライブも見れるという趣向を凝らしたイベントをしてくれたこととか、十祭で味の素スタジアム（野外）だったのに途中で大雨に降られてびしょ濡れになりながらなんとかコンサートを続行して、そのあと雨が上がってめちゃくちゃキレイな夕日を見たとか……。とにかく思い出すとキリがない。
私は松竹座に人が入らなかったのを目の当たりにはしていないけれど、そのあとどんどん人気が出て大阪城ホールでは足りず、ついにドームでコンサートをするグループになり、今やドームツアー常連となったエイトを本当に嬉しく思う。決して楽な道ではなかったと思うけれど、エイトを続けてくれてありがとうと心から言いたい。
当初はKAT-TUNも関ジャニ∞もまさかこんなにメンバーが減ってしまうとは思いもしなかった。いまだに内くんのことを思い出すと辛いし、すばるがいなくなってしまった事実も受け止めきれない。それほどジャニーズは、エイトは、自分の人生になくてはならない存在だった。楽曲もライブもテレビもラジオも…そうそう、エイトのラジオ大好きで。レコメンと聞くジャニと関ジャニ通信、毎週MDに録音してたなぁ。笑
私が今LDHの現場になるべく行こうとしたり、いつか終わりが来ても（もしメンバーが減ったり変わったりしても）悔いがないように応援しないとと強く思ったりするのは…やっぱりジャニーズでいろいろあって、心残りがあるのかもしれないなと思う。
当時は地方住みで、学生でお金もなくて、無理ができなかったし。「ずっと6人で、8人で、私たちの前に立ってくれるわけじゃないんだ」と思い知ったというか。
今は彼らの活躍を遠くから見て「頑張ってるな～」なんて謎の立ち位置で思ったり、音楽番組の出演者にいるとやっぱりつい見ちゃったり、そんなゆるーい茶の間のファンだけど、それでもKAT-TUNもエイトもずっと“好き”には変わりないんだろうな。
ジャニーさんの存在はファンにとっても大きくて。亡くなってしまったことはまだ全然現実味がない。本当にたくさんの素敵なアイドルたちを世に送り出してくださって、そしてたくさんの素晴らしいエンターテイメントを作り出してくださって、ありがとうございました。きっとすごく忙しい日々を過ごしていた方だろうから、ゆっくり休んでください。そして、ジャニーズのみんなを見守っていてくださいね。
