The same Rainbow

LOVE DREAM HAPPINESS を追いかけて

【CD】今更HIROOMI TOSAKA『FULL MOON』の楽曲を考察(もどき)する<part2>

FULLMOOMアルバムレビューもどきpart2です。だいぶ経ってしまったけど書きたいので書きます。笑 ちなみにpart1はこちらです。注意書きとかも書いてあるので良かったらpart1から見てみてください。

 

アルバム『FULL MOON』レビュー (つづき)

5.EGO

この曲のレビューがしたいがためにこの記事を書き始めたと言っても過言ではない。笑 ソロツアーの演出を見るまでは曲的には好きだけど、そこまで何か思うところがある曲ではなかったです。正直なところ。まさかあんな演出になるとは……!
演出についてはライブの感想でめっちゃ書いてるので、ここではメロディと歌詞の解釈をしていきましょう。
その前にタイトルの「EGO」の意味から一応。辞書的には「自我、うぬぼれ、自尊心」とありますが…もしかしなくても「egoism」のほうなのかな?「利己主義、自己中心主義、利己心、我欲」という意味があるのですが。
ハッキリさせてませんが歌詞を見て考えていくことにします。

「うつむかないで Let's make it right 時は過ぎてく」
なんとなく和訳:
「うつむかないで やり直そうよ 時は過ぎてく」

ですかね~~。直訳だと「正そう」「正しくしよう」という意味になると思いますが、恐らく壊れた関係(壊した関係?)を元に戻そうと言ってるんじゃないかなと。

「There's no place I could be without you」
なんとなく和訳:
「僕が君なしでいられる場所なんてどこにもないよ」
「僕は君なしじゃ存在できない」くらいでもいいかも。(意訳すぎ?)

「他の誰かに寄り添ってみても Always think bout' you」
なんとなく和訳:
「他の誰かに寄り添ってみても いつも君のことを考えてる」

って!!なんだと!?笑 さっき君なしじゃいられないとか言ってたのに「他の誰かと」だって!?プレイボーイ(って言い方今時しないか…)なのか……
ちょっと日本語のみの歌詞は飛ばしますが、そのあとの英語歌詞。

「My ego can't stop loving you」
なんとなく和訳:
「僕のエゴが君を愛さずにはいられない」

これってもしかして、浮気して振られた彼氏がやっぱり君じゃないとダメ!愛してる!って言ってる曲なのかな。少し先の歌詞ですが

「Party is over なのに Sober いっそこんな
 惨めな僕を笑ってよ

 本当は気づいてたサングラス越し君の涙
 遠ざかる後ろ姿 届かない愛 強がるほど」

あたりがそんな気がしますねー。「Sober」は「素面(シラフ)」って意味です。パーティーも終わりなのに酔うこともできない惨めな僕を笑ってよ…か。
ここだけ見ると片思いしてて、でも自分のものにならなくて、他の人のほうへ行ってみたけどダメだったっていうふうに取れなくもない…?と思ったのですが、下の2行を見るとやっぱり浮気したのでは説が強い。笑

他の女にふらっと行っちゃって君を傷つけたけど、考えるのはいつも君のことばっかで、やっぱり愛してる。やり直そうよ…ってキスしたのかな~~~なんて男だ!(すべて妄想です。解釈がまったく合ってない可能性があります。)この歌詞じっくり見てからあの演出見ると「登坂くんったらー!!!」ってなりますねw
いやでもあんないい男にこの歌詞みたいにされたら「仕方ないなぁ」って許しちゃうわ…仕方ないもん……笑

あと多分全然伝わらないと思いますが、音の使い方というか、ちょっと変わった音の入れ方がglobeの『You are the one』(アルバム『CRUISE RECORD 1995-2000』ver.)を彷彿とさせるんですよね。バックに入ってる高音とか。絶対誰にも同意されない。笑

 

6.One Last Time

BENIさんとのコラボ曲。これもライブの演出のイメージが強いです。クリスタルな空間、透明感のある静かな曲という印象です。
タイトル「One Last Time」は訳すと「最後にもう一度」ですかね。お互い強く惹かれ合ってるのに結ばれない男女(しかし一夜だけともにした?)の歌なのかなぁと勝手に想像して聞いてました。
今更ですけどこれ作詞がSUNNY BOYさん、BENIさん、登坂くんなんですね。そしてほとんど英語詞やん……!全部訳すのはしんどいので、全体像を把握しながらいきましょう。

多分登坂くんが歌ってるパートが男性目線、BENIさんが歌ってるパートが女性目線だと思うのでそのていで。まずサビまでのところ。Aメロ。

なんとなく和訳:
「僕はただ君の体を感じていたい。毎晩思い出す。
 君は僕のことをどんなふうに呼んでたっけ。
 君はそばに僕がいないと眠れないよね。」

すげー自信ない……特に「How you used to call me sayin」が絶対違う。これどういう意味なんだろうな~。まあでもなんか夜をともにした相手のことを恋しく思ってるんじゃないですかね(投げた)。続いてBメロ。

なんとなく和訳:
「僕のことどう思ってるか教えて?
 今度こそ君を真に愛したい。あのときの続きから」

ほぉ~~~。遊びじゃなくて真剣に愛したい的な…?タイトル「最後にもう一度」じゃなくて「これが最後(の恋)」かもしれない気がしてきました。
サビの英語はそんなに難しくないので割愛しますが、「このままでは終われない」と言っててもっと愛し合いたいと気持ちがあふれてる感じですね。次はBENIさんのパート。

なんとなく和訳:
「あなたがまだ私のこと思ってるって知ってるわ。
 でもこれ以上傷つけたくない。
 たとえ今それ(あなたの思い)が分かったとしても。
 私まだ唇であなたのこと思い出すことができるもの」

ちょっと意訳しすぎてる感あるけど…。女性のほうは遠ざけたいって気持ちがあるみたいだけど、最後の一文に未練が現れているような。

なんとなく和訳:
「あなたがきっかけで私たちお互いに夢中になった。
 こんなこと言うのおかしいって分かってるけど…欲しい。
 もう一度だけあなたの愛が」

訳絶対違う。ここ短いのに難しいなー。とりあえず男性への愛が抑えきれてないんですよ!!きっと!!
このあとは繰り返しなんですが、未練たらたらな男女(言い方)の歌だったんだな…。いや、付き合ってて分かれた曲じゃないっぽいから、一夜だけのつもりが本気で好きになっちゃって惹かれてる歌かな。これ登坂くんとBENIさんが歌詞出し合ったと思うとちょっとニヤニヤしちゃうよね~。
たまアリのとき二人が向かい合って歌ってるのがすごく美しくて、声が合わさるのが楽しいって表情で最高だったなぁ。

 

7.Not For Me

この曲めっちゃ好きなんですよね……!JUONさんのコーラスもいい!MV(あれはMVなのか?)もいい。いろんな舞台裏っぽい自然体な登坂くんが見られる貴重な映像。
シンプルな音で作られてて、登坂くんの声をじっくり味わえる曲です。少し切ないメロディで(別に暗いわけではないのですが)登坂くんの高音部分がしみいる感じ。映像は笑顔が多いのになんか切なくなるのはモノクロだから…?笑

歌詞を読んでみると片思いしてる男性の曲ですよね。結構近い距離にいる女性なのかな。でも思いは伝わってない。英語のところ少し訳してみますか。

「Maybe I know, patiently I wait to hear the words that you'll never ever say」
なんとなく和訳:
「多分僕は君が決して言うはずのない言葉をじっと待っているけど」

「You know it can get so hard sometimes but
 I'm keeping everything inside」
なんとなく和訳:
「それが時々すごくつらいって君は知ってるのかな
 でも僕はすべてを内に秘めたまま」

あーーー思った以上に苦しい片思いっぽい…。切ないな。訳したらもっとこの曲のこと好きになりますね(´;ω;`)
そのあとの女の子からの言葉で「間違ってたらごめんだけど、あなた機嫌が悪そうね」「ぜんぜんそんなことないよ」みたいなやり取りも切ない。隠そうとしてるからムスッとしちゃうんだよー!
相手の女の子、綺麗で完璧で、人気者で…しかも一生懸命さもあって超いい子っぽい。

「so I don't deserve someone like you」
なんとなく和訳:
「だから僕は君みたいな人にはふさわしくない」

日本語の部分の「何も知らないと思うけど」とか「分かってると思うけど」に伝わらない(伝えることができない)苦しい思いが滲んでる気がしてすごい好きですね。
そのあと何回か出てくる「Ain't the only one」は「僕は君の唯一の人じゃない」もつらいなー……これ作詞に登坂くんの名前があるよ!実体験かな!?(すぐそういうことを言い出すオタク)いやでも登坂くんにそう思わせるレベルの女性ってどんなやねん…!タイトルの「Not For Me」は直訳は「僕のための人じゃない」なんだけど「僕は君に釣り合わない」くらい言ったほうがしっくりくるかもですね。
これpart1のときかどっかでも書いたけど、人を好きになったり恋い焦がれたりっていうのがない人間なのでここまで思える相手がいるとしたらちょっと羨ましいなぁ。笑 「僕は君にふさわしくないけど、君を好きになったことを後悔はしてない」っていう感じなのも素敵ですよね。

 

8.DIAMOND SUNSET

はい!来ました!笑 めっちゃ好きです。発表されてから暫くの間マジで延々と聞いてました。健二郎さんがこの曲好きって言ってたからさらに好きになりました!!
ソロシングル第二弾。第一弾の『WASTED LOVE』とは全然違った方向性できましたよねー。トロピカル・ハウスっていうジャンルらしいです。というのを知ったあとトロピカル・ハウスの曲を探して聞いてみたら全体的にすごい好きなジャンルでした。新しい発見(*´ェ`*)
トロピカル・ハウスと言えばハイローのMIGHTY WARRIORSの『GOOD LIFE』もそうだと思ってるんだけど合ってるかな…。
さてこの曲はもうMVが!最高!夕日が超綺麗だし、登坂くんと美女がラブラブで超癒やされます。すごい幸せな気持ちになれるんですよね。
パリピ感ありますが(ビルの屋上で気の合う仲間たちとお酒片手に音楽流しながらワイワイしてるっていう歌詞で始まりますからw)意外(?)に爽やかさを感じるのは登坂くんの歌声のおかげかしら。

これは歌詞は一目惚れしちゃったっていう曲ですよね~。お互い一目惚れなのかも。一番好きな歌詞はここです。
「落ちてゆく陽が君の頬を染め
 その瞳に差し掛かった瞬間
 反射した光が街に降り注いで輝いていく」
美しい……!あとのほうの「落ちてゆく陽が空と分かれて~」も好きなんですけどね!ゆったりした綺麗なメロディと柔らかい優しい歌詞、そして登坂くんの甘い歌声…はー最高。
『DIAMOND SUNSET』はライブだとダンスがマジで可愛いです!!そりゃ健二郎さんも思わず真似したくなる!笑 UMPで途中から登坂くんのソロ曲にこの曲が歌われるようになったと聞いて名古屋行ったの懐かしいです。『WASTED LOVE』と半々という演出でしたが「来てよかったぁあああ」って叫びかけました。笑 FMツアーでもほんと可愛かった…キラッキラの笑顔…!

 

残りあと6曲!登坂くんのソロ曲で私が好きなワンツートップも控えてるので完走したいですね。