【舞台】NESMITHさん演じる“フック船長”の虜に！ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』

今日はNESMITHさんがフック船長役で出演している、ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』をカルッツかわさきに見に行ってきました。

実はNESMITHさんが出演されるという情報が出てすぐに「ちょっと気になる……」となり、ビジュアルが解禁されてから「めちゃくちゃ気になる…！」となってたものの子ども向けというか親子連れ向けというか…っていうのが分かってたので躊躇して結局見送ってました。が、今回はご縁があって見に行くことができました！そして見に行って本当によかったです…！
無類のミュージカル好き（と言っても専門（？）はミュージカル映画なのでミュージカル観劇は本当に久しぶりでした）っていうのもありますが、子ども向けと侮るなかれ、とっても素晴らしい作品でした。
そういえば私は川崎市民なんですがカルッツかわさきは初めて行きました。駅からやや遠いのがネックですがすごく綺麗だったのでもっとここで上演したらいいのに～と思いますね。住んでるところから行きやすいので。笑

NESMITHさんの新境地？歌って踊るフック船長が最高にいい！

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NESMITHさんは歌がうまい、というのは今更私が言うことでもないんですが…ただ、ミュージカルというのは歌がうまいとはまた違ったものも必要で。
偉そうな言い方になってしまうかもしれませんが、NESMITHさんにはそれがバッチリたっぷりあって…！ミュージカル特有の少し大ぶりな演技とか、声の張り方とか、そしてダンスも歌ももちろんめちゃくちゃよかったです！！
本当にハマり役でしたね～フック船長の怖い部分や悪党の部分、そこに同居してるちょっとお茶目だったり憎めない可愛さだったり、そういうの全部ひっくるめて「フック船長はNESMITHさん以外考えられないな…」と思わされるほどでした。
NESMITHさんファンは絶対に必見ですし（言われなくても見に行ってるわいという感じですよね）EXILEやSECONDのファンの方、なんならそんなに知らないわって人でも見に行くといいよ！！！と声を大にして言いたいです。
歌声は言わずもがな、セリフのときもいい声過ぎて耳が幸せでした。低く響いて、深みがあって。ライブで見る姿・歌声とはまた違った魅力を存分に味わうことができました。
衣装＆メイクもものすごいんですよ。衣装すっごい凝ってたな～。布がペラくない。装飾が細かい！飾りがいろいろついてる！子ども向けというのはあんなに予算があるのか…ホリプロだからか…（汚い大人の深読み）

全キャストさん＆ストーリーも納得のクオリティ

なんかまた偉そうな書き味になってしまってますが…特にピーターパン役の子が声が綺麗で歌もうまくて、もっと歌声聞きたかった…！（結構メインで歌うシーン多いんですけどね！それでももっと聞きたかった）
ピーターパン役の吉柳咲良さんはピーターパンを演じるのは3年目と書いてあってなるほど納得の安定感です。今15歳ということなので、初めて演じたときは12歳ってこと！？すごいわ～(*´ｪ`*)
これに限らずですが、ミュージカルに出演する子役ってマジでうまい子ばっかりですよね…オーディション勝ち抜いてきたとかあるんだろうか。
そして何よりも私を魅了したのがインディアンの皆さん！！アクロバットがすごい。すごすぎる。体ってそんなに軽々と宙を舞えるの？？？って何回も思いました。華麗すぎて見とれっぱなしでした。
そしてそんなインディアンの中の紅一点、タイガー・リリーが素晴らしく美女＆スタイル抜群で客降りで近くに来たとき綺麗すぎてガン見しました。笑戦うシーンとかカッコよかったなぁ…強い女性大好きです。
って、調べてて分かったんですがタイガー・リリー役の宮澤佐江さんて元AKBの子なんですね！！ホリプロ所属が今年7月からということでめちゃくちゃタイムリー。ウェンディ役の河西さんが元AKBというのは知ってたんですが、こうして卒業後に活躍されてると分かると嬉しいですね。（この子たちの直接のファンだったわけではないですが、私は『マジすか学園シリーズ』が大好きなので…）
子どもたちも可愛かったし、犬も面白かったし…笑海賊もなんだかんだ憎めなくて、大人でも十二分に楽しめる内容でした。ストーリーはちょっと考えさせられますしね…ピーターパンだけは歳を取らないから、延々と子どもを連れに（迎えに）くるかと思うと……

あと！カルッツかわさき、ステージの高さと奥行きが半端なかったです。今回ワイヤーアクションがこれでもかと入ってるので（ピーターパン飛ぶからね）それがあんだけのびのびできるってあの規模の会場ではそうそうないんじゃないでしょうか。
ステージセットやスクリーンに投影される映像、すべてが作り込まれていて、場面転換も凝ってたりして（セットがガーッとあんだけ奥に動かせるのもすごい）