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【ライブ】7人が織りなす新たなライブの形:三代目JSB LIVE TOUR 2023 “STARS” 〜Land of Promise〜 静岡初日

2023/02/18(土)は、「三代目 J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2023
“STARS” 〜Land of Promise〜」の初日・エコパアリーナ@静岡に行ってまいりました!いろいろ忙しくて1ヶ月近く置いてしまいましたが…感想残しておきたいので投稿します…!
エコパは2020年の幻のツアー、ランペの“RMPG”以来でした。三代目のツアーとしては“THIS IS JSB”以来約1年ちょっとぶり、そしてアリーナツアーはなんと2014年に開催された“BLUE IMPACT”ぶりということで………!!もちろんわたしはアリーナ規模の会場で三代目のライブを見るのは初めてであります。(初参戦したライブはUMPという新参)

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予想通り三代目のアリーナツアーは近年のLDHでは稀に見る激戦&相場高騰。やっぱり三代目は頭一つ、二つ抜けてますよね。アリーナ規模とは言え、ここまでかぁ…!とその人気の高さを見せつけられました。わたしも初日公演は自名義では確保できず、フォロワーさんに取っていただき(その方は三代目は入らないので)なんとか初日に行くことができました。本当にありがたすぎて……!このあと3/16(木)の横アリ公演も入る予定ですが、一旦初日の感想を述べておきたいと思います。

 

まずね、わたし実は三代目のツアー初日というものに若干トラウマがありまして…笑 “RAISE THE FLAG”のとき初日の大阪が、なんというか…微妙だったんですよね。あっけなかったというか、物足りなかったというか。で、これあとでメンバー自身も言及していて(手応えがなかったと)翌日2公演目は結構変更があったらしいんです。わたしは初日だけ行ったのですんごーくモヤモヤしててw だから今回も少しだけ不安だったんです。が、

めっちゃくちゃ楽しかった~!!!!!!!

いやーーートラウマ克服ですねこれは。公演時間自体は2時間半弱という感じだったんですが満足度がすごく高かったです。初日ならではの緊張感はありつつもメンバーがみんな本当に楽しそうにライブしてて。MCでも出てましたけど、登坂くんが花道で曲終わりに「最高!…最高!!」って何回も言ってたの初めて聞きましたよ。
細かいレポはTwitterでいろんな方が隅々まで手厚く書いてくださってるので、わたしは雑感だけになりますが、流れに沿って思い出したことを書いていきますね。めちゃネタバレなのでこれから行くという方はお気をつけください。

 

森が広がるオープニング “今回の三代目は一味違うぞ”の予感

今回はセンターステージ構成。7本の短めの花道が伸びていました。7本あるせいであんまり使われない花道もあったり…w わたしは正面上手側(E4スタンド)14列の席でした。わりと端に近くて全体を見渡しやすい位置。エコパ自体1万人しか入らない小規模なアリーナなので三代目と言えばドームで見慣れてる自分からするとすんごく近く感じました。ただ、センステなので仕方ないのですが位置によっては鉄柱にかなり視界を遮られます。あとで触れるバーコンセプトのセット、見える側に臣健(わたしの推しコンビ)が座ったのでよかったですが反対側だったら辛かったかも。

ほぼ定刻開演。オープニングはバーン!!て派手に始まると思ったら、センターステージに置かれたピアノを演奏する今市さんと、その傍らに立って歌う登坂くん、床は木々(セット)が生い茂り…ここはそう、森………ヒーリング半端ない。そんな雰囲気の中ライブは『この宇宙の片隅で』でスタートしました。今回初めて三代目のライブに防振(Vixenの12倍)を持参したので表情まではっきり見える!ふたりとも神々しい…!初めてといえば、LDHのグループのライブでの公式ペンライト導入は今回が初だったと思います。遠隔コントロールで制御されていたのですごく綺麗でした。
一度暗転して、7つの花道にメンバーがひとりひとり出現。ファンのボルテージは一気に上がります…!!今回このステージ構成のおかげでお目当てメンバーの立ち位置に入りたい方にとってはかなり鬼畜仕様でしたね。今後どうなるか分かりませんが、健二郎さんファンとしてはE4は結構美味しかったと思います。
『STARS』改めていい曲ですね。楽曲そのものの爽快感も好きですし、やっぱり歌詞に込められた想いが熱い………!!この曲は序盤で(なんならオープニング1曲目で)来ると思っていたので、実際ライブで聞いて、目の前でパフォーマンスを見るとズシンと来るものがありました。再始動の曲にぴったりですよね。
そうそう!すごく印象に残っているのが『S.A.K.U.R.A.』。ペンライトがピンクで統一されていて幻想的な雰囲気がめちゃくちゃ素敵でした。遠隔コントロールだとこういう景色が見れて好きです。

短めの挨拶挟んでの『Yea we are』からの『Movin' on』さいっっこうでした!!!この2曲マジでいい曲すぎん………?ここでなんかグッと来ちゃったなぁ。『Movin' on』待ってたぁあああ(オンラインライブだけでしか多分披露してなかった)って気持ちで、あの手のふりをやろうと思ったらまさかのタオル曲ぅ!笑

 

NAOTOさんプロデュース バー風コンセプトは楽しく&大人なアレンジ

暗転後、まさかの7人がバーテン風セットに座っている!?しかもパフォーマーがマイク持ってる!?と驚いたセクション。ここのセクション、マジで超斬新じゃなかったですか!?そもそもこんな序盤で7人の声が聞けるのもレアすぎましたし。(パフォーマーファンとしては嬉しい!)三代目ってなんとなくダラダラ喋ってるのが一番おもろいんよな~😂これまでの三代目のライブの空気感では絶対になかったであろうセクション、これはいろんな意味で見る価値があります。

登坂くんがどこかの曲終わりに花道で「最高…!最高!!」ってマイク通して何回も言ってて。珍しいな~と思ったらメンバーも同じだったみたいです。健二郎さんも初っ端からぶち上がってました。笑 そのへんこのセクションの頭で触れられていた記憶。メモ取ってなくてだいぶニュアンスなので、以下薄目で見てください。
直「健二郎、テンション上がりすぎてフォーーーみたいに叫んでたのマイク拾っちゃってたもんねw」
健「いやー最高すぎてつい」
直「オミもほんとに何回も最高って言ってたよね」
臣「にっこにこしちゃった」
隆「ライブ中あんな笑顔なオミ初めて見たかも。あんなふうに笑えるんだね」
臣「www この12年まあまあ笑ってきたけど!?」

ここのオチの臣隆が最高すぎてw 臣隆のこの独特の雰囲気いいなぁ。そして、このバーセクションが直人さんプロデュースという話になり。

臣「NAOTOさん肝いりの企画で…」
直「いや、そうやって責任全部負わせるのやめて!?」
臣?「がんちゃん的にはどうですか?」
岩「直人さんがどーーーしてもやりたいって…」
直「おいwww」

あと直己さんがあまりにもバーのマスター感が強すぎるとかいう話もありましたww
で、こんな感じでゆるーい雰囲気かと思ったら、ジャジーなアレンジをはじめ、既存曲の印象をガラッと変えるアレンジでいくつかの曲を披露してくれて。いやーしびれましたね。座ったままパフォーマンスするパフォーマーも新鮮でしたし、カメラアングルも凝ってて見応えあったなぁ。
バラード、ミディアムバラードの楽曲もさることながら、『Feel So Alive』がこのバーセクションで披露されたのが個人的にうぉおおとなったポイントでした。大胆アレンジ!イニミニとHAPPY聞くとUMP思い出します。あのころのオタ活が一番楽しかったかもなー……(懐古)

 

懐かしの曲 ツインボーカルの歌声に改めて惚れ込む

『最後のサクラ』っていつぶりの披露なんですかね…!?『空に住む』はMP以来?

ここの前のボーカルトークが可愛くて。センターに筒状のモニターが鎮座してるので逆サイドの花道にいる臣隆はお互いの姿が見えなくて。どっかのタイミングで登坂くんが「あれ、今市さーん」「見えないんですよね。反対側にいるのは分かってるんですけど」「てかオミこっち側歩いてくるの早くない?まだ早いよ」みたいなやり取りが「あーおみりゅ好きだなー」ってなって。笑

そんなやり取りのあと、しっかりばっちりバラードを聴かせてくるおふたりさん。いつまでこうやってツインボーカルでライブやってくれるかなぁなんて(グループがどこかで解散して、それぞれソロになる未来もいつか来るかなという意味で)思いを馳せながらじっくり聞き入りました。

 

人気曲メドレー 声出し解禁で感じたライブの一体感

『REPLAY』の演出が…www 貞子演で来るかなーとぼんやりは想像してましたが、想像以上でした😂直人さん監修ということで、かなりこだわりを感じましたね。てか普通に怖かったんですけど!?壱馬くん(『貞子DX』に出演していたランペのボーカル)絶対どっかのタイミングで見て欲しい。

ここは定番曲メドレーって感じだったんですが、久しぶりにちゃんと掛け声?コーレス?して、「あーライブの良さってこれだよなぁ」って。コロナ以降もたくさんライブ行ってますけど、最近徐々に声出しできるようになってきて、でもなんかこの3年間でいろいろ忘れてて。その戸惑いやもうあの頃の楽しさには戻れないのかなという寂しさを払拭してくれた、そんなライブだったように思います。
ちょっと忘れかけてる部分もあったものの体に染み付いたコーレスと手振り。このレベルになると無意識にできるので楽しいんだよな~~~!!K-POPは掛け声が難しくて現状だと必死になってしまうので…この域にまで達せるとまた一段楽しく感じるのかも…。

 

名残惜しいアンコールを彩る『花歌~Flowers for you~』

ペンライトの演出が映えるだろうと思っていたので、アンコールで『花歌~Flowers for you~』が始まって、いろとりどりの光に包まれていたのは本当に美しい光景でした。スタンドの上のほうの席だったので見下ろした鮮やかな景色にちょっと涙ぐむほど。

最後のトークだったか中間だったか曖昧ですが、今市さんが「『Movin on'』でみんなタオル慣れてなくてワタワタしてたのが見えて面白かったです」とか、「本当に最後残り1曲となりました」「えーー!!!」「早いよね!分かる!でも本当に終わりです」ってもうなんかファンに寄り添ってる感出しといてちょっと突き放す感じが「怖い怖い。サイコパスだよ」ってメンバーに言われててめちゃくちゃ面白かったです😂

最後はもう一度『STARS』をパフォーマンス。文字通りメンバーの人生を変えた、『R.Y.U.S.E.I.』では“人生一度きり”だと歌った三代目が、“人生一度きりじゃない、何度やり直しても”と歌った『STARS』。
彼らと同世代だからこそ、ここにグッと感じるものもありました。年をとって失ったものもあります。でも若いころは得られなかった視点やものの考え方に「大丈夫。なんとかなる」と自分自身励まされることもあります。

これまでの三代目らしい、強々圧倒的パワー!みたいなUMPのツアーがやっぱりいろいろ思い入れあって大好きではありますが、今回のツアーは優しさとか穏やかさとか、三代目を好きでいてよかったなっていう安心感を感じられる内容だったように思います。初日1公演、フォロワーさんが当ててくださって現地に行くことができてとても幸せでした。

あとは3/16(木)の横アリ公演のみ!土日も行きたかったんですがチケット取れずで。。しっかり目と耳に焼き付けてきたいと思います。

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