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【雑誌】キネマ旬報NEXT Vol.23 登坂広臣と恋愛映画「雪の華」絶対買いの1冊!!

今日発売の「キネマ旬報NEXT」は巻頭が「雪の華」特集!という名のもはや登坂広臣特集と言っても過言ではない…!ってレベルで最高の1冊でした。 

 

Photo Story “登坂広臣の居る東京の夜”

巻頭15ページほど写真です。かっっっこいい!!!なんだもう!!!ずるい!!!(落ち着け)
てか、まずタイトルが最高ですよね。「登坂広臣の居る東京の夜」はぁ~~~いいわ…エモいってこういうことを指すんですかね?合ってます?
現実に居る人じゃないみたい…美しさとクールさと…どこか陰のあるアンニュイな雰囲気、そして切ない眼差し…私の語彙力では到底表しきれない魅力がたっぷり詰まった巻頭写真となっています。
個人的にはインタビューページが始まる表紙っぽいところ(「登坂広臣と恋愛映画」という文字が入ったページ)のやや横顔がめちゃくちゃ好きです。

 

1万字インタビュー

読み応え抜群です。なぜ恋愛映画を見ないのか、どういう映画が好きなのか、「雪の華」で悠輔をどのように演じたか、演じる上で難しかったことは、韓国映画私の頭の中の消しゴム」で号泣した話、そして今後またお芝居の世界に足を踏み入れることはあるか…などなどたくさんお話してくれてます。
特に「雪の華」で悠輔をどのように演じたか、中条あやみさん演じる美雪との関係や距離感をストーリーが進む中でどのように表現してくか…について書かれているところが好きです。
のちのプロデューサーさんのインタビューでも出てくるのですが、役に対しての真摯な姿勢というか、とても真面目で役のバックグラウンドとか感情の機微とか…そういうのを大事にする人なんだなという印象を受けました。
このインタビューの最後に『少なくとも、単純に“これからもお芝居の世界でやっていこう”みたいな感覚はない』と書かれています。やっぱり登坂くんはアーティストだから、アーティストとしての活動が主軸なわけで、それは私達も嬉しいけれど、でもこの「雪の華」を見たらきっとまた俳優としての登坂広臣を見てみたいと思っちゃうんだろうなぁという予感がしました。
ロングインタビューなのにロングに感じないほど、知りたいことがたくさんありすぎて…後から後から魅力的な部分が溢れんばかりに出てくる人ですね、ほんと。

 

登坂広臣×中条あやみ 対談

2ショットページをめくった登坂くんピンのページ右側の横顔が美しすぎる…!さすがTAKAHIROさんが惚れ込んだ横顔だけあります。笑
お二人の対談は他の雑誌でも読みましたが兄妹という感じですごく可愛いんですよね。とてもいい関係で映画撮影できたんだろうな~と思います。実際にあやみちゃんのお姉さんは登坂くんと同い年と別の雑誌で話してた記憶があります。今更ですけどあやみちゃんて21歳なのね!!若いわ~~~♡
これ読んで知ったんですが、冬のフィンランドロケって20日もあったんですね…!ビックリ。そして予告とか解禁されてる映像からも分かる通り走るシーンが多くて大変だったそう。
対談は文字で起こしてあるだけなのに、きっと登坂くん優しく微笑んでるんだろうなーとか、あやみちゃんも柔らかい雰囲気なんだろうなーとか思わせてくれる素敵なインタビューでした(*´ω`*) 最後の締めも可愛いw
景色も音楽もそしてW主演のお二人も美しい「雪の華」を早く見たくてたまりません!!ジャパンプレミアは当たらなそうなので2/1を首を長くして待ちます…笑

 

特集の“真価” カメラマン&プロデューサーインタビュー

雪の華」のカメラマンさんとプロデューサーさんそれぞれから見た登坂広臣という人間について書かれた文章。各2ページなのですが、今回の特集では絶対に外せない重要なページになっていると断言できます。柱書きを読むにインタビューではなく、ご本人が書いた文章と思って良さそうです。

 

まずはカメラマンさん。冒頭、三代目のライブを見に行ったことが書かれています。登坂くんについて『天はこの方に、確実に二物以上を与えているように感じた。』と感想を綴っています。
そのあとに書かれた文章を借りると、私もUMPで初めて三代目のライブを見た時、『この人の纏っているオーラが眩しくて、とても言葉が出てこない。』とまさにそんな感覚になって、あっという間に虜になってしまったことを覚えています。
書かれている文章全てが良すぎて全部引用してしまいそうなのですが…『少しシャイで、繊細で、それなのに、溢れそうな生命力を放っている、そのギャップがとても魅力的だと感じた。』というのにもう全力同意過ぎて…!
男性のしかも業界の方、カメラマンとしてたくさんの現場を撮ってきたであろう方(勝手な想像ですがw)からこんなふうに表現してもらえるって本当にすごいなと。
また、印象的なのは『登坂さんは、照れ隠しなのか、酒を飲んでいる時、自分は役者に向いてない、自分の芝居に納得できない、もう最後にするなど、つぶやいていた。』…から続く後の文章、書ききれないくらい素敵なんですよ~みんな読んで下さい!笑
そして『実は、人知れず物凄く努力家で、職人気質なのだろう、と思う。己に厳しいのだ。』と書かれています。登坂くんのそういうところにファンはもうメロメロなんです!メロメロって死語かな!笑
だってさ、ほんと「天は二物以上を与えた」って初見は思うよね。私もいいなーイケメンで歌も上手いなんてーとか思ったよ。でも彼にまつわる色んなエピソードを知れば知るほど、それだけじゃないんだって痛感することになった。
そしてファンになって舞台裏とかライブのレポートとか見て、「人間らしさ」も見えてきて、なんてニクい人なんだろう!これは好きにならないはずがない!って思っちゃいました。
記事の締めの言葉として『絶対にまた撮影したいと思う』と書かれてます。カメラマンさんにそう言わせるって…すごいことだな…(語彙がないのですごいとしか言えない己が情けないw)

 

ページをめくって、プロデューサーさんの文章へと続きます。
2014年に行われた「雪の華」を合唱するというイベントの頃、この曲をモチーフにして映画を作るという話が出たそうです。『主役は登坂広臣しかいないと、もうその時点で我々の中で勝手に決めていたのですが…』ってマジか。
このあとの熱烈っぷりがすごい。『登坂さんが出演したくなるようなシナリオを作る必要があったんです。』とか、オファーしたけど音楽が本業だからと断られた…けどその芯の通ったところが魅力的で『どうしてもこの役を演じてほしかった』とか、そこまで言わしめるなんて!!なんて罪な男!!笑
尋常じゃない寒さの中での撮影、走るシーンの長い待ち時間でも愚痴を一言も言わず、逆にスタッフを気遣っていたという登坂くん。なんか、すごいですよね。自分の器の小ささが恥ずかしくなってきた…(2018年の締めに大反省w)
打ち上げパーティーの話もいいですね。『また一緒に映画を作りましょうと言ったところ、次はソロコンサートも始まりますし本業のことで頭がいっぱいですと言われた事が、真面目な登坂さんらしいと思いました。登坂さんはそう言って音楽の世界へ戻って行ってしまいました。』と。なんか適当にでも「機会があったらまたよろしくお願いします。」とか言っちゃいそうな場面だと思いません?こういうところも周りを虜にしちゃう彼の魅力なんでしょうなぁ…(誰目線)
それにしてもこの部分、思わずFULL MOONライブで月に帰っていった登坂くんを思い出しました…笑
登坂くんのインタビューでもあったと思いますが、「雪の華」はスタッフさんの熱量がすごいですよね。こういう「いいものを作ろう」っていう気持ちはクリエイティブな現場では絶対にプラスになりますし、作品にも表れます。私は偉そうに言えるほどの人間ではないですが、一応クリエイティブ職についている(まだ転職したてのペーペーだけど)こともあり、よく分かるなと思う部分もあるので…。

 

余談

雑誌やWebメディアのインタビュー記事、私は結構何でも好きで色々読みますが、誤解を恐れずに言おうと“それらすべてが正しい”とは思っていません。(ってみんなそうか…)
アーティストや俳優といった話し手が本音だけを言うわけもないし、聞き手が切り取って編集して文字になっているものだし、なんなら実際インタビューしたのか対談したのかすら私達には分からない。
それでも少なくとも今回で言えば「登坂広臣という人間について、この特集で表現されたものをファンが読んで、喜んだり納得したりできる」というのでもう価値があるんじゃないかなと思うんですよね。
自分自身が人間関係が希薄で、あんまり友達もいないんで、「これだけのページを割いて、こんなに素敵な言葉で表現される人間ってやっぱり魅力的だよなぁ」としみじみしちゃいます。
こうしたら売れるとか、話題になるとか…商業なのでそういうのも0じゃないのは承知してますがそれだけじゃないよなって思います。
あ!何もインタビューが嘘だとかそういうことを言いたいわけじゃないので!そこだけは言っておかないと!