The same Rainbow

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【感想】Kingdom延期によせて:Road to Kingdom通称“ロトゥキン”とはなんだったのか -Part.3-

ようやくファイナルまでたどり着きました!まさか3記事にわたってしまうとは自分でも驚きです。笑 
ちなみにロトゥキンの概要から始まり各グループの(軽い)紹介、第1回バトル、第2回バトルについて書いたPart.1の記事はこちらから、第3回バトル(コラボステージとグループステージの2部構成)について書いたPart.2の記事はこちらからごらんください。
私はもともと出演グループのファンではなく、ロトゥキンを通して彼らのことをちゃんと知ったというにわかなので、解釈が甘い&間違っている部分もあると思います。すみません。。
また、毎度ながらお気持ちが溢れて文章が長いですが、基本公式チャンネルの再生リストが煩雑で見づらいのを時系列順に並べたかっただけなので動画だけ順に見ていただければOKです!

 

 

ファイナルバトル

ファイナルバトルは、2020/06/12に配信リリースする自分たちの新曲をパフォーマンスしての勝負。
キングダム進出の可否がかかってることもあり、既存曲やカバー曲より全グループ条件が公平な感じがしますね。これがまた全グループいい曲なんですよ…!予告で少しずつ流れてました。ぜひ各音楽配信サービスでフルをお聞きください😊てかこの動画、みんなの黒スーツ姿めっちゃかっこいいな…(いまさら)

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一応載せておくとファイナルに進んだグループの第3回バトル終了時点の点数と順位は以下の通りです。

1位:ONF(31,890点)
2位:THE BOYZ(30,765点)
3位:PENTAGON(26,853点)
4位:VERIVERY(21,529点)
5位:ONEUS(18,840点)

これに動画累計再生点数(1位が1万5千点)と音源点数(1位が1万5千点)までを合算した累計点数がファイナルステージの前にMCから発表があり以下の通りとなりました。

1位:THE BOYZ(60,765点)
2位:ONF(51,052点)
3位:PENTAGON(43,227点)
4位:ONEUS(29,635点)
5位:VERIVERY(28,019点)

最初の放送時、字幕なしだったのもあってあまり理解してなかったのですが、動画累計再生点数も音源点数もTHE BOYZが1位で3万点プラスされてたんですね…。恐ろしや。
キングダム進出の条件はファイナルバトルの生放送投票点数(1位が3万5千点)で1位を取る、もしくは総合点数が1位でした。つまり最大で2グループ進出可能だったのですが…ご存知の通り、ファイナルバトル1位かつ総合点数1位のTHE BOYZのみがキングダム進出となりました。

 

ボーカル5人のスペシャルステージ

さて、ファイナルバトルの話に入る前に、フイさんの呼びかけで各グループのボーカルがスペシャルステージをすることになったことについて書きたいと思います。
ロトゥキンのステージはパフォーマンスの見せ場が多かったので、ファンの皆さんにもっと多彩な姿を見せたい&会場に来れなくともずっと応援してくれたことへのお返しとして温かいステージを贈りたい…ということでボーカル5人で歌を披露しようと提案するフイさん。4人も二つ返事で同意します。

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上のとほぼ同じですが、こっちにしかないカットが後半に。チーム名決めのシーンは本編でもなかったと思うのでYouTubeの動画限定かな。

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それにしてもこの動画だけじゃないですが、みんなグループ内だとわちゃわちゃ元気なのに他のグループの子と会うと急激な人見知り発揮して可愛いですよね😂
ちょっと放送順とは異なるんですが先にこのスペシャルステージの本番映像をお届けします。

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PENTAGONのフイさん、ONFのヒョジンくん、THE BOYZのヒョンジェくん、ONEUSのソホくん、VERIVERYのヨノくんの5人です。BTOBの『It's Okay』という曲のカバーです。
ボーカルメンバーの美しい歌声に癒やされるこのステージ。過酷な戦いのあとの心にじーんと沁み入る贈り物……(お前は見てただけだろという声が聞こえる)バックに走馬灯…じゃなかったこれまでの映像が流れていて一層エモい演出に。

では本題に移りましょう。インタビューなども含めてできるだけ全グループの思いも伝わるように書いていきたいと思います。今回も日本語訳はMnet Smartで配信されている動画の日本語字幕を参考にしています。

 

Grand Opening

パフォーマンスの前に生放送だったファイナルならではの演出として、Grand Openingと題したグループティザーと登場シーンがカッコいいので見てみてください。

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VERIVERY:かわいいのも格好いいのもお手の物です。群舞が最高の強みです。僕らにしかできないステージを見せます。最後まで見守っていてください。
ONEUS:ONEUSといえば? 演技力が抜群です。多彩なグループ。すべてが見せ場。見応えがあります。グループ名にある“ワン(ONE)”という数字のように最高のステージにします。すべてを注ぎ込みます。覚悟してください。
THE BOYZ:THE BOYZの強みはコンセプト。学びの教科書。いつも想像を超えてくる。“こんなことまで?”。パフォーマンスが完璧。1位を取り戻しに来ました。誰が最高かを見せます。“キングダム”へ進みます。
ONF:ONFの強みはポジティブな力です。強力な1位候補。最も実力のあるグループ。次に踏む階段は“キングダム”です。ONFの新世界をお見せします。最後まで生き残る。1位を死守します。
PENTAGON:PENTAGONのステージは感嘆すら忘れさせる。明るい笑顔の裏に隠されたパワー。最も警戒してるグループ。いよいよ最後のバトルです。考えてるのは1つだけ、“1位”、“キングダム”に進む。

これ今気づいたんですが、登場グループのメンバー自身のメッセージのあいだに、これまで他のグループがそのグループに対して述べた賛辞が並べられてるのかな……?

 

ONEUS『COME BACK HOME』

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ONEUSのコンセプト消化能力が最高に発揮されているこの楽曲とステージ。ほんとに楽曲に外れがないグループですね。こういう衣装似合うなぁ。そうそう、ファイナルは生放送なのでリアクションが挟まってないのがちょっと寂しいんですよね。他のグループのリアクション見るのもロトゥキンの楽しみのひとつだったな…笑
今回動画を見て彼らの気合と本気度を感じ取っていただければと思うので、あまりステージについては語らずメイキングのほうを重点的に。
どのグループも最後ということで映像からめっちゃ凝ったものを作っていて、特にONEUSは壮大なスケールの冒頭の映像撮影のためにかなり山奥のロケ地まで行ったようです。

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映像撮影に向かう車の中で「最後まで来られたな」「生き残った」「毎回、脱落候補だったよね」「切実にステージに立ちたかったんだ」と話すメンバーたち。笑顔を見せるが心は痛い…のテロップ。。😭
「いつも(結果発表で)呼ばれるのを待っていました」「地獄の縁にいた気分」と言うファヌンくん。でもグループインタビューでは「生き残った者が強者です」「最後なので僕たちらしいステージを見せて這い上がります」とも。
映像撮影は最初の楽しい雰囲気が消えるほどのものすごい山奥で、不安な表情のメンバーたち。笑 みんな都会出身なのかな…?(余談ですが私は山奥出身なのでむしろ地元を思い出すなどしましたw)
特殊メイクをほどこし6人のバンパイアに変身する6人。歯型まで取って牙を装着。傷メイクもリアルです。映像に子役の子が出てくるんですが、撮影中にイドくんがその子に「ほっぺた触ってもいい?」って話しかけてるシーンがマジで癒やしなのでぜひ上の動画見てください。イドくん低音ボイスのラッパーなのにめっちゃ可愛い……ギャップよ…。
ところで、『COME BACK HOME』のMVも同じ撮影地なんですけど、てっきり映像撮影と兼ねてたのかと思いきやのちに出たメイキング映像で「まさかまたここに戻ってくるとは…」とメンバーが話していたので、改めて撮影に行ったんですよね…!すごい。
本番では冒頭の映像に引けを取らない圧巻のパフォーマンスで、強めの世界観をこれでもかと詰め込んだステージになっていました。ヴァンパイアイメージがここまで似合うグループを私は他に知らない……!!

VERIVERY『Beautiful-X』

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VERIVERYはファイナルは爽やか可愛い路線で攻めました。第2回バトルでダークコンセプトの『PHOTO』が好評だったことを思うと、思い切ったなと思うのですが(もちろん前回と被るとそれはまた別の問題があるので難しい……)どちらのコンセプトもこなせるのがVERIVERYの強みでもあります。
『Beautiful-X』のパフォーマンスはミュージカルの要素も入った明るく爽快なステージで、楽曲のコンセプトは“卒業”です。学校のセットで衣装は制服テイスト。小道具も多くて、ダンサーさんもたくさん出演。賑やかで楽しい中にもしっかり揃ったダンスを見せてくるのがVERIVERYならでは。笑顔でやってますが難しそうな細かい振りや動作も多くてすごい…!

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ファイナル前の会議では、ファイナルに進出できたと笑顔で話すメンバーたち。リーダーのドンホンくんが「みんながいたからここまで来られた」と拍手を送り、「格好いいお前たちに贈り物がある」「練習中みんなにつらく当たったから…」と切り出します。その名も「立場逆転タイム」。年上と年下を入れ替えて喋れる時間と言えばいいですかね。これアイドルたちはよくやるのかな…?つまり最年長のドンホンくん(26歳)が最年少に、最年少のカンミンくん(18歳)が最年長になったつもりで接することができます。笑 あいだの5人のメンバーは21~23歳に固まってるんですね。
さっそくホヨンくんがドンホンくんに「ベンチの上から指導してくれる時…みんな踊ってるのに一人だけ踊らず、ああだこうだ言われると…」とwww これにカンミンくん大爆笑😂さらにヨノくんが「しかも撮れ高も一番多い」と挟みます。「踊ってる僕らよりもね」とホヨンくん。笑 さらにケヒョンくんが「いつも“やり直し”とばかり言ってるけど何が問題なのかを言えよ」と続けます…w みんな結構不満が…溜まっていたのね…笑 それを受けてドンホンくんは「変な雰囲気にしてしまいすみません」とすぐさま謝りましたw
そしてヨノくんから「ドンホンの愛嬌を見せて」と無茶振り。カンミンくんが「そうだ、マンネならやるべきだ!」と。「じゃあマンネのドンホン版の『一緒に歩こう』*1をやります」と。みんなの反応が冷たいwww 楽しそうだなみんなw
そして最年長のカンミンさんから「ゲーム中だけど真剣に言うよ」「もしドンホンがVERIVERYにいなかったら今の僕はいなかったはずだ」「本心だよ」という言葉が。ヨノくんも「僕もアイドルになれなかった」と…。ケヒョンくんは「ドンホンがいなかったらVERIVERYはどうなってたかな」「グループ自体がないはず」と続けます。ドンホンくんは照れながら「初めてのサバイバル番組なので不安もあったと思います。でも気を抜かず信じてついてきてくれて本当に感謝しています」と締めました。ほんとにいいグループだなぁ。

THE BOYZ『CHECKMATE』

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ファイナルステージにこれまでのステージを詰め込んだようなストーリー性を見せたTHE BOYZのパフォーマンス。
実際に『CHECKMATE』は、これまでのステージごとのアイテムとキーワード(『桃源郷』は花、『REVEAL』は炎、『Danger』は王冠、『花郎』は剣)を取り入れたストーリーだとメンバーが話している様子も映されていました。
それにしても毎回「もうこれ以上のものはないだろう…!?」と思うのにそれを超えてくる彼らは本当にロトゥキンの王者でしたね。
ファイナルステージもめちゃくちゃ凝ってて…見てて世界観に引きずりこまれる、というか…没入感が半端ないというか。そして毎度ですがステージ空間の使い方がうますぎる。人数の多さを生かした迫力の全員パフォーマンスと、少人数に分かれて物語を展開するという使い分けがほんとうにうまいんですよね…アイディアが豊富だ…。

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事務所でのメンバー会議でロトゥキンの名札をつけるメンバーたち。約3ヶ月前の番組がはじまるときに「ファンではない人々に名前を覚えてもらいたいです」と言ったのでつけてみたと。11人なのでなかなか覚えるのは大変ですが顔はだいたい覚えましたよ…!
「ロトゥキンに出たあとの周りの反応は?」というソヌくんの問いかけに「街で気付かれた」と答えるエリックくん。ファストフード店で食事をしてたら声をかけられてサインもしてあげたんですって。
放送後ファンが増えたことを実感するメンバーたち。ここでファンが残してくれたメッセージを読んでみようということに。番組を見てファンになった方、ファンになりそう!と言う方、早くキングダムに行って!と期待するもともとのファンの方…こうやって気持ちが届いてるのは嬉しいですね。キューくんが「毎回プレッシャーが大きかったけど、応援のメッセージを見るともっと頑張ろうと心が奮い立つね」と言って、メンバーみんな頷きつつお礼を述べていました。

PENTAGON『Basquiat』

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個人的にファイナルのイチ推しステージはPENTAGONでした。楽曲が好みというのもあるんですが、とにかくPENTAGONというグループが見せたかったものが詰まっている(とにわかながら)と感じられて。アイドルという枠を超えて、何かメッセージをこちら側に伝えようとしている熱いパフォーマンスに鳥肌が立ちました。
MCから紹介があったとおり、生歌にこだわってきたPENTAGON。『Basquiat』は特にフイさんの歌声に度肝抜かれます……すごいとしか言えない語彙力のない自分が憎い。ステージ後のインタビューでMCから「生歌にこだわる理由は?」と聞かれたとき、フイさんはこう語りました。「いつか僕たちが大人気グループになった時、“完成型グループ”と呼ばれたいんです。」「詩においてもパフォーマンスにおいても非の打ち所がないと…自慢したいんです」と。カッコいいなぁ。
そしてこれは全員ですが、魂で歌ってるというか、感情がダイレクトに声になってるというか…なんと表現していいか分からないんですが。とにかく刺さるんですよね…誤解を恐れず言うと、人間臭いというんでしょうか。もちろん彼らはアイドルなので、綺麗でキラキラしてる部分もたくさんあるんですが、パフォーマンスから決して平坦ではなかった、けど誰も手を抜いたり諦めたりしなかった…という生き様を感じられる気がするんです。
このステージで彼らが選んだのは、戦闘服のような衣装、泥や血の跡のメイク、 鬼気迫る表情、戦うシーンのようなダンス。そして私が一番好きなパート「We never die yeah」の部分は、ほんとに心からそう言ってる感じがして最高です。ラストにスクリーンに映し出された英字は「自分の王冠は自分で作ってかぶる」と書かれていました。くぅ~~~しびれる……!

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ファイナルの楽曲編集作業中のフイさんを訪れたユウトさん。「10分だけ」と忙しいフイさんを連れ出します。
目を隠しながら連れて行った先にはメンバーが準備したフイさんへのサプライズ。壁に写真や文字を貼って可愛く装飾、いつも明け方まで頑張っているフイさんを労うために用意したものでした。全員で「フイさんありがとう」と伝えます。ホンソクさんの手作りサンドイッチもあって、フイさんは美味しいと大満足。
これまでよく頑張ったと言いながら「前回は思ったような結果にならなくて…落ち込んだメンバーもいた」と話し始めるフイさん。うなずくメンバー。「でも最善は尽くしたんだ。切り替えよう」「生放送では僕たちが自分の道を歩む姿を見せよう」「僕らの100%を見せられる歌を準備したよ」と自信を見せるフイさんが、ファイナルの曲名は『Basquiat』(バスキア)と告げます。バスキアという同名の画家がいて、彼のシグネチャーモデルは王冠だと説明します。
バスキアは自身の世界を構築した画家だと言われているそうです。フイさんは「万人向けの曲にするか僕たちらしさを貫くか…そのはざまで何度も葛藤しましたが、結局は僕たちらしさを見せようということで、『バスキア』という曲名にしました」と語っていました。
「積み重ねてきたものや感情を吐き出すつもりで歌おう」という言葉に、ヨウォンさんは「悔いの残らないステージにしたい」と答えます。キノさんは「胸を張ってジンホに電話したいね」と笑顔を見せていました。最後に「ここにジンホのCGを」とお願いしたとおり、しっかりCGを表示してくれた番組。8人が肩を組む姿が映し出されていました。 

ONF『New World』

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さきほどPENTAGONがイチ推しステージと書いたのですが、ONFもかなり好きです。いや、大好きです。楽曲よすぎませんか……?これはもう見てくださいとしか言いようがないので動画を見てください。
ファイナルはわりと純粋にパフォーマンスを見せるシンプルめなステージになっているなと思うのですが、ONFスキルの高さをもってすればそれが一番いい選択だったのかなとも。
鍵で開けるような手首をひねる振り付けが印象的な『New World』。これまでなかなか実力を評価される機会に恵まれなかったONFが新たな扉を開けてまさに新世界へ飛び立つ印象的な一曲ですよね。

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動画の再生数をチェックして、PENTAGONやTHE BOYZとの大差に落胆するメンバー。。そうなんですよね、ファイナルでは生放送投票点数や動画再生点数も含まれるためファンダムの大きさが露骨に響くことに……。
このころはきっと彼ら自身、人気が爆発して先日公開した新曲MVが1週間足らずで800万再生突破するなんて思っても見なかったんでしょうね。「他のグループより危ういと思う」「動画再生回数では下位圏だ」「弱ったな」と言っています。
落ち込むメンバー…そんな中ジェイアスくんが「何回か僕の単独動画を見たけど…」と切り出すと「そんな時間があるならフル映像を見ろよ」とワイアットくんにキレられます😂
「音源で勝負するしかない」とミンギュンくん。続けて「僕らは名曲長者だ」と言い、ファイナルの曲はミンギュンくんが参加したということで、メンバーからも信頼の1曲となったようです。実際に曲を聞いて「おぉおお!」と盛り上がるONF。『New World』はその名のとおり、「ここにとどまらず、さらにステキな姿で生まれ変わる」という意味で“キングダム”への豊富が込められています。
ここでジェイアスくんが「“パンドラの箱を開けて新世界に行く”って感じ」と言います。「それで準備したんだ」と取り出したのは鍵のついた箱。「ここに大切な物を入れるんだ」「“過去の思い出や未来への展望を詰め込んで新世界に行く”という意味がある」と説明します。どうやらメンバーに「大切なものを持ってきて」と言っていた模様。それを聞いてイーションくんが取り出したのはONFのデビューアルバム。「これを見て初心にかえろうと思ったんだ」と言っていました。そしてジェイアスくんは練習でずっと履いていたシューズを取り出します。(メンバーにそれは臭いからダメ!とか突っ込まれてましたが…w)最後に全員がファンへ宛てた手紙を書いてパンドラの箱にしまいました。
ちなみに8/10にカムバして絶賛活動期間中のONF、この『New World』を田んぼをバックに披露するというなかなかユニークな番組のワンシーンがありました。めっちゃいい景色なのでぜひ見てみてください。笑 パフォーマンスはガチです。

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(結果発表の前に)個別インタビュー

ファイナルステージの前に全メンバーへ個別インタビューをおこなったようで、その動画も上がっています。日本語訳置いておきます。

「あなたにとってこの番組は?」

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コンヒくん(ONEUS):この番組は“負けん気”です。僕の負けん気を育ててくれたし、たくさんの自信と勇気をくれました。
カンミンくん(VERIVERY):インソールのように自身をくれる存在です。
ドンホンくん(VERIVERY):この番組を通して成長できました。
ワイアットくん(ONF):美術の授業のようでした。ステキな絵を描いて見てもらうことが楽しかった。
ジェイアスくん(ONF):ファン、そして僕らへの贈り物のようでした。
イーションくん(ONF):得るものが多かったです。
ヒョジンくん(ONF):緊張もしましたが楽しかったです。
ヒョンジェくん(THE BOYZ):“ルートボックス”です。箱を開けると最高のアイテムが入ってた気分。
サンヨンくん(THE BOYZ):鳥肌の立つステージばかりでした。
ソヌくん(THE BOYZ):いつまでも記憶に残りそうです。
フイさん(PENTAGON):僕にとってこの番組は“幸運”です。今までできなかったいろんなことを全部やることができて本当に幸運でしたね。
キノさん(PENTAGON):“僕らにこんな可能性が?” やれることの規模を大きくしてくれたかと。

「お互いへのリスペクト」

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ケビンくん(THE BOYZ):それぞれのグループの魅力をこの番組で感じられました。
ヨンスンくん(VERIVERY):お金を払って見るべきステージだらけでした。
ユウトさん(PENTAGON):勉強になることばかりでした。この番組に出て本当によかったです。出演して正解だったと思います。

「THE BOYZの魅力は?」
ワイアットくん(ONF):コンセプトですね。それとイケメンです。冗談じゃなく本当に格好いいです。(これ会場でみんな見てるところで流してるのでTHE BOYZのメンバーがワイプで映ってますねw)
シンウォンさん(PENTAGON):イケメンなだけでなくダンスも上手です。
レイブンくん(ONEUS):鳥肌モノのステージに驚かされてばかりでした。
ヒョジンくん(ONF):飛び回るパフォーマンスは想像もしてませんでした。ひと言で言うと“学びの教科書”

「VERIVERYの魅力は?」
ユウトさん(PENTAGON):もちろん群舞です。
コンヒくん(ONEUS):群舞が印象深かったです。
ワイアットくん(ONF):息ピッタリです。
イーションくん(ONF):たくさん学ばせてもらいました。サンキューベリベリーマッチ

「ONFの魅力は?」
エリックくん(THE BOYZ):いつも僕の心をオン・オフします。僕の心を明るくしたり暗くしたりする多彩な魅力を持ってます。
ホヨンくん(VERIVERY):毎回すばらしい編曲でONFならではの表現に落とし込んでて脱帽です。
キノさん(PENTAGON):ONFの強みは“ポジティブな力”です。
フイさん(PENTAGON):エネルギーあふれるグループです。
ウソクさん(PENTAGON):『It's Raining』が一番記憶に残ってます。われを忘れて見入ってました。

「ONEUSの魅力は?」
キューくん(THE BOYZ):ONEUSは演技が本当に上手です。最高の演技力を持ってます。
ケヒョンくん(ONF):いろんな解釈ができる。
チュハンニョンくん(THE BOYZ):表現の幅が広いですね。
ソヌくん(THE BOYZ):柔軟性があります。それがONEUSの強みでしょう。
イーションくん(ONF):ミュージカルのように表現する能力がずば抜けてます。
ミンギュンくん(ONF):ステージが多彩です。
ホンソクさん(PENTAGON):いろんな色や音楽を格好よく表現できるグループです。

「PENTAGONの魅力は?」
ヒョジンくん(ONF):PENTAGONならではの個性が明確にあります。
ヨノくん(VERIVERY):スタンガンを当てられて電気が走るような…
ドンホンくん(VERIVERY):見入ってしまいます。
ミンチャンくん(VERIVERY):すべてが見せ場です。
ジェイコブくん(THE BOYZ):余裕が感じられます。
イドくん(ONEUS):毎回とても楽しいです。PENTAGONの出番が待ち遠しいほどです。
ケビンくん(THE BOYZ):演出や感情表現が一番優れたグループです。

「みんなが みんなに」

シオンくん(ONEUS):振り返ると成長を実感し、たくさんの思い出ができた日々でしたね。
ユーくん(ONF):みんなよく頑張りました。
ヨウォンさん(PENTAGON):ステキな人たちと出会えてうれしかったです。
シノンさん(PENTAGON):いい人たちが集まりましたね。
ニューくん(THE BOYZ):みんなの存在に慰められました。
フイさん(PENTAGON):“ライバルでありいい仲間”です。
ケビンくん(THE BOYZ):1つ1つのステージが歴史に残ってほしいです。
コンヒくん(ONEUS):僕たちは主人公だから

「力になったファンのひと言」

名前が出ていないので言葉だけ載せます。
“お金を出しても惜しくないレジェンドステージ”
“歌手になってくれてありがとう”
“これが私が好きな歌手”
“デキるメインボーカル”
“怒られたい”(これVERIVERYのドンホンくんです…笑)
“あなたは今のままでも十分よくやってる”

カンミンくん(ONEUS)「目の前でステージを見せられないのは残念ですが、今後も見守っていてほしいです。」
ファヌンくん(ONEUS)「初心を忘れずステキな姿を見せられるアーティストになりたいです」
イーションくん(ONF)「ファンの気持ちがありがたいです。今後も一生懸命頑張ります」
ホンソクさん(PENTAGON)「最後まで応援してくれて感謝してます。」
ジュヨンくん(THE BOYZ)「皆さんが一生懸命応援してくれたおかげで頑張れました。大好きです」

最後に表示されたテロップには「“Thank you” 僕らが歌って踊る理由 皆さんに感謝しています」と書かれていました。
このあとに冒頭に載せたスペシャルステージが披露されたんですね。よければこれらのインタビューを読んだあとにもう一度見てみてください。きっとまた違った感じ方をすると思います😊

 

終結果発表

ファイナルの評価方法は第3回バトルまでの点数、YouTubeにアップされたフル動画の再生回数、全グループ同時配信された音源点数、生放送での投票点数の4つです。
生放送のリアルタイム投票は韓国での投票が70%、グローバル投票が30%という配分でこの2つを合算して最終結果が出ました。韓国国内投票はSMS、グローバル投票はK-POPファンにはおなじみのアプリWhosfanを使っておこなわれました。アプリからの投票はグローバル投票のみ(韓国からはSMSで)ということでした。
Whosfanもちろん普段から使ってたのですが……なんと当日サーバーが落ちて投票できず終了してかなり悲しかったです😭グローバルファン大激怒でしたが特に謝罪などもなく。。まあ30%ですしね…。とはいえ本戦が開催されたときもこうなったらかなり厳しいなぁと。国内より海外ファンが多いグループもいるわけで…。改善されることを願っています。

生放送投票点数と累計点数の1位が同じだったので、キングダムへは1組進むと決まりました。候補としてTHE BOYZとONFが挙げられます。

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結果、THE BOYZが1位を獲得しキングダムに進むことになりました!結果発表後に涙を見せるメンバーも…😭優勝者インタビューということでTHE BOYZの子が話した内容がすごくステキだったので一部抜粋します。
「…それから7組ともステキなステージを披露したし、成長を遂げたと思っています。僕はこう思います。番組に参加した7組ともK-POP界を引っ張る立派なアーティストです。そこで視聴者やファンの皆さんにお願いがあります。僕たち7組の今後を見守り応援してほしいです。」
「キングダムに進めなくても言いたかったことがあるんです。出演したグループと僕ら自身に言いたいことです。今立っている位置で僕らの価値は決まらない。愛する人たちのためにステージに立つ時、僕らの価値が決まると思ってます。出演した7組全員が愛してくれる人々を愛しながら一緒に新世界に進むことを願っています」

そういえば…最終点数と順位は発表されなかったのかな。1位と2位が分かっただけでよしということでしょうか。(単に見逃してただけだったらすみません)
最後の最後、エンディングではグループの垣根を超えて、笑顔で和気あいあいとしている7組の姿が映っています。
このあとの活動では、Golden ChildとVERIVERYが活動時期が被っていましたし、これからONFとONEUSが活動時期が被りそうなので音楽番組で会ったら喋ったりするのかもしれないですね…😊

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“ロトゥキン”とはなんだったのか

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この記事を書こうと思ったのは、7組のK-POPボーイズグループがこんなにも素晴らしいステージを私たちに見せてくれて、歌やパフォーマンスのレベルの高さはもちろん、グループの絆やグループ間の友情なんかも感じられて…本当に毎週楽しみにしていたこの番組を多くの人に知ってほしいなと思ったからでした。
と言ってもこのブログに辿り着いてくださる人はそんなに多くはないと思います。しかもうっかり長文になってしまって、ここまで読んでくださった稀有な方は……本当にありがとうございます!笑
何度か書いたとおり、私は今年1月に初めてK-POPを知って、まだまだK-POPとは何かを分かっていないド新規です。この7組のボーイズグループがK-POPファンにとってどういった存在かも実際よく分かっていません。ただ、偶然にでも7組ともに出会えてよかったですし、最初はグループ名もメンバーの名前もまったく知らなかったのに話数が進むにつれて感情移入し、感動するシーンもたくさんありました。

正直なところ、この番組のやり方がよかったのかは…なんとも言えません。結局キングダムも無期限延期のような形になり、時間も費用も、そして心身にも負荷をかけて一生懸命戦ってきた7組を裏切ったと言っても過言ではないのではという憤りさえ感じます。
ただ、ひとつだけ言えるのは彼らのロトゥキンでの努力や素晴らしいステージの数々は嘘ではないということです。Part.1で書いたとおり、数多く存在するボーイズグループのうちトップを走れるグループはとても少ない。どれほどいいものを作って表現しても音楽番組で1位を取るどころか1位候補にも挙がってこれないグループもいる。けれど、今回この番組を通して、それだけがすべてではないということを7組から教えてもらった気がします。(もちろんすべてのグループがこれから飛躍し、1位をバンバン取るようなグループになってくれたらそれは嬉しいです!)

こんなに繰り返して同じ番組を見て3つの記事に渡って感想を書こうと思ったのはオタク人生で初めてでした。ロトゥキンで輝いていた7組が今後の活動でも一層輝いて、幸せなアーティスト人生を過ごせますように。私もド新規から新規くらいにステップアップできるよう、いろいろな形で応援していきたいと思います。

ここまでお付き合いくださった方がいらっしゃったらありがとうございました!

*1:第1回バトルでSEVENTEENの『Mansae』をカバーしたときに同セリフをカンミンくんが言って大盛りあがりしたシーンのことです。