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【ライブ】スタンド席からの防振双眼鏡(レンタル)使用感レポ:Stray Kids 2nd World Tour "MANIAC" in JAPAN 東京


Stray Kids Japan Official Twitterより

2022年6月11日・12日(神戸)、18日・19日(代々木)後、アメリカ公演を1カ月終えてまた日本に戻ってきてくれたStray Kids(以下、スキズ)の7月代々木公演に参戦してきました。ライブ自体の感想は以前2記事書いていますので、今回は

はじめてライブで防振双眼鏡を使ってみた感想

を中心に書いていきたいと思います。購入するにはなかなかのお値段の防振、年間何十公演もアリーナやドームクラスの現場のあるわたしも即決するには迷いがあり…(そもそもLDHだとひとりをフォーカスして見たいというのがあまりなく)今回フォロワーさんの防振レポに感化されてレンタルをしてみました。
レンタルサイトはいくつかあるようですが、一番規模が大きそう(?)な「Rentio」というサイトを利用しました。

www.rentio.jp

 

 

ざっくりレンタルから返却までの流れ

まずサイトから予約

サイトから予約したのはだいたい借りたい日の1カ月前。Rentioはメアドがあれば会員登録できるのでとても楽です。他のサイトだと身分証明書のアップロード&審査期間が必要(高価な製品ですしね……)なところもあって、間に合わないかもとなってやめました。
今回わたしが借りたのは、界隈で噂(?)の「Vixen 防振双眼鏡 ATERA ⅡH12×30 倍率12倍」(メーカー小売希望価格 ¥85,800税込)です。7/24(日)にたまアリ(スタジアムモード)でLDHのライブがあり、そのあと7/26(火)・27(水)の代々木でスキズのライブがあり、収容人数に差はありますがいずれもアリーナクラスと呼ばれる会場での使用を想定していました。レンタルは3泊4日で7,980円でした。
これ在庫がなくて購入はほぼどこもできないみたいです。。レンタルからの買い取りくらいしか手段がないとか。他にもいろいろな種類があるので、会場の規模とか(もし早めに分かってたら座席位置とか)から考えてよさそうなのを借りるとよいと思います。
※「防振とはなんぞや」は説明してくださってるサイトがたくさんあるのでググってみてください。

受け取り日時は指定可能

自宅への配送を24日の午前に指定し、受け取ったら開封して付属品がそろっているかを確認。説明書を読んで電池を入れて電源を入れて…と軽く触ってみました。なお、今までオペラグラスすら使ったことがないので使い方はまったく分からん状態でした。
さて、このあとは自由に使い倒しましょう!もちろん精密機器なので取り扱いはていねいに。

返却は23:59までの発送でOK

返却はレンタル期間最終日の23:59までにコンビニなどでQRコードを読み取って、送り状を発行して梱包したものを店員さんに渡せばOK。公演日に返さないといけないので大丈夫かな…と思ってましたが、返すのすごく楽で助かりました。
ちなみに27日は段ボールを持ったままDFESTAとライブに行きw 帰りは渋谷のファミマで返却し、29日には返送完了の連絡が来ました。

(補足)開封と梱包動画を撮ろう

上の画像「ご返却完了」になってはいるんですが、別途メールで「付属していたはずの説明書がない」という連絡が来たんです。記憶では、受け取ったときは商品の入っていた白い小さめの箱のほうに入っていた説明書を返却時は段ボール箱に直接入れました。でも証明できるものがなく……。
一応その旨を返信したところ、紛れてないか確認してみる・お客様のほうでも確認いただいたので完了とするという返信が来ていました。今回は説明書だったのでこのような返信だったのだと思いますが、他のものだと弁償とかになる可能性もあるので、開封動画はもちろん、梱包動画も撮りましょう…!(戒め)ちなみに普通に入れ忘れた場合は自腹ですがあとで送り返せばいいと書いてありました。

 

実際ライブで使ってみてどうだったのか?

7/26(火)公演 スタンド1階・北Eブロック(中程の列)

Lブロックがステージ側、Aブロックが入口側となります。今回花道がかなり短いのでEブロックはセンステを少し先に見るような座席でした。実は24日のたまアリが座席がかなりよく、しかも外周花道があったので防振を持っていってはいたものの取り出さず…実質この日が初防振でした。
まずは電源をONにしてピント調整。わたしはドライアイがひどく、1dayのコンタクトでもこの時間で既に目がシパシパしていたので、ピントが合わないのか目がおかしいのか判断がつかず若干まごつく。。手ぶれ補正のモードが2つあるんですが、よく分かってなくてとりあえず電源ONにしたままの状態にしておきました。このピントをちゃんと合わせてクリアに見える位置を探るまでちょっとかかりました…(自分が下手すぎる可能性あり)

ところで、これまでの経験上、この規模の会場であれば、メインステージはともかく、センターステージに来たときは正直肉眼でもパフォーマンスを見るには十分だよなぁという感覚でした。が、防振で覗いてみると表情がしっかり見える…!!対アイドルだとお顔が見たい!という方も多い(わたしもスキズに関してはお顔も見たい!笑)と思うので防振ありだな~と思いました。
一方、ひとり(もしくは接近してる2~3名くらい?)フォーカスになってしまうので、全体の演出を見たいときは当然向きません。このへんの「推しを見たいでもパフォーマンス全体も見たい」という葛藤が悩ましかったです。笑 まんべんなく見ていけばいいっちゃいいんですけど、スキズって8人のフォーメーションが見どころだったりしますし、セットやモニターも含めたライブの空間を感じたい!というときはやっぱり目だなーと。
正直26日は1階席というのもあって防振を使ったり使わなかったりでした。あと、目と肩と腕が本当に疲れる…(30代半ば女性の証言)レンタルした機種はこの倍率が出るものの中では軽量だと見かけたと思うんですが、片手で持つのはもうちょっと慣れが要りそうで、だいたい両手で持ってたんで腕が疲れてくるんですよね。防振を持っているとペンラやハリセンが持てないので腕から下げておいたり脇に挟んだりして、そこもちょっと煩わしかったかな。いや仕方ないんだよ、人間の腕は2本しかないんだから……!

でもリノくんフォーカスで見たダンスや表情は本当に大満足でした。滴り落ちる汗が鮮明に見えて「ひぇえええ(綺麗……!)」と震え、ダンスの素人でも思わず「これはただものじゃねぇ」感を感じてしまうパフォーマンスに目が離せませんでした。スタンド席からこんな景色が見えるなんて、肉眼ではまずありえない。
なによりもリノくんがあんなにメンバーにちょっかいかけてるなんて防振がなかったら絶対知り得なかったですし(想像以上すぎた)メンバー同士ああやってアイコンタクト取ったりしてるんだな~とかも分かっていろんな発見がありました。特にリノビニとミソの仲良し具合がすごかったです。アリランも多かったかな。みんなほんとニコニコしてました。
あと、リノくん(26日が特に)イヤモニの調子が悪くて、曲は忘れてしまいましたが、途中下手側に寄ったときにサイドに居るスタッフさんに指でなにか指示を出してるのも見えました。やや苛立ったお顔も美しくてドキッとしました………(でもイヤモニはほんとちゃんとしてあげてくれ~)

と、ここまで書いておいてなんですが、実は26日が終わった時点では、ライブに防振があったら嬉しいのは確かだけど、必須ってわけでもないかなぁというぼんやりした感じでした。

そうだ。これはちょっとライブでの防振の使用感とはズレるのですが、ある意味わたしにとっては一番大事なことで…笑 ヒョンジンくんとリノくんのケミが大好きでして、モニターに抜かれないものも全部拾いたかったんですね。その点で言えば防振は絶対必要だと思いました。26日はあまり絡みがなかったので、血眼になって探す必要があり😂防振なかったらなにも拾えなかったと思います。

7/27(水)公演 スタンド2階・北Fブロック(後方の列)

モバイルで取ったチケットだったので予想通り2階後列。位置的には26日よりはセンステに近い感じ。てか6月18日含めスタンド3公演とも北側って。北側だと『Lonely St.』でリノくんが序盤背中になるので1回は南側に入りたかったですがやむなし。。
この日の自分のコンディションがあまりよくなく…。26日早退からの27日年休だったので26日帰宅後にAM3時ごろまで仕事をしていて(しかもその前の日もあまり寝ていなかった)体調が思わしくないな~と思いつつ(頭痛がヤバくて途中で服薬)DFESTAへ行って、スカイツリーで少し時間を潰して、代々木へ移動。昨日の首や腕の疲労も残っており、開演時点で今日あんまり立ってられないかもなと思うくらいでした。

26日で使い方は大方理解したので、27日は最初からずっと防振を覗くことに。で、若干慣れたのもあるのかもしれませんが、それ以上にこの倍率の防振が真価を発揮するのって2階席なのかも……!?と思い、公演が進んでいくにつれてそれが確信に変わります。2階席後列ってステージのメンバーは誰が誰かは分かるけど、表情はまったく分かりませんよね。メインステージに行かれるとステージではなくてモニターを見ることに徹するレベルです。それが防振があるとまるで目の前でパフォーマンスされてるかのような臨場感があります。個人的な感覚ですが、27日のほうが防振すげぇええってなりました。もちろんアリーナBに入ったときとは違いますが、それでもこの座席位置にして、この景色が味わえるならLDHでもわざわざ良席買い直す必要ないかもなと思えるくらいでした。※K-POPではそういうことはやりませんので悪しからず。
『Charmer』のときに友人に貸してみたのですが「すごい………!」って感動していました。友人は双眼鏡自体は持ってきていて、普段から使っているようでしたが、防振は違うぜという感じのリアクションでした。「返したくないと思った」って言ってましたw

27日もリノくんを主に追ってましたが、他のメンバーが話してるときにどういうリアクションしてるのかな~って見てるのが結構楽しかったです。喋ってない人の顔は基本モニターに抜かれないので、こういうことができるのは防振持ってたからだなと。
あとこの日は念願の赤い衣装を着ていたので、2階席後方からでも着こなしをばっちりクリアに見れたのがよかったです。なんとなくで見ていた部分が、防振があると変わってきますね。衣装の模様とか刺繍?とか初めてあんなに細かく見たかも。

27日は9割近く防振を覗いていて、目も首も腕も限界近かったんですが、見え方がよすぎて防振を下ろすことができず。笑 だんだんハイになってきたのか体調悪いのも忘れてずーーーっと防振とお友達してました。26日は見たい位置に合わせるのに少し時間を要してもどかしさもあったものの、27日にはコツを掴んでほぼパッと合わせることができて快適に。この日は「あああレンタルして良かったぁああん」となって、十分元取ったなという気持ちでした。

 

総括:防振レンタルのメリット・デメリット

メリット

・防振があれば座席の引きが悪くても表情まで見ることができる
・推しだけを延々とフォーカスすることができる
・モニターに映らない部分を拾える、見たいところを見れる
・2階席後方でもライブへの没入感・臨場感をある程度感じられる
・たまに使いたいレベルであれば借りるのも返すのも楽だしレンタルは便利

デメリット

・とにかく目と首と腕が疲れる
・両手が塞がるので拍手やペンラがおろそかになる
・モニターやライビュの画面を見ている気分になる瞬間がある(鮮明に見えるからこそ?)
・タイミングによっては借りたいor返したい日付で目当ての機種がレンタルできない
・頻繁に使いたいならコスパが悪い(10回借りたら購入できる金額に)

あくまで個人の感覚なのでご参考まで。。やっぱドライアイ(でコンタクト)が双眼鏡との相性が悪いのかもなー…という気も。公演中目薬n回さした。裸眼で目がいい人が羨ましい。今度眼鏡でも1回使ってみたいけど機会あるかな。
それとデメリットというほどではないですが、この機種、ネックストラップが若干本体に取り付けづらくてですね……。説明書よく見てもイマイチ理解できず、そこだけ不満でした。笑 もちろん機器自体の満足度は100点満点です。会場で取り付ければいいや!と思って持っていくと時間掛かる可能性があるので家で取り付けていきましょう。

追記:↑こんなこと書いておいてアレなんですが、レンタルしたのと同じタイプの防振がAmazonで在庫ありになっていて思わず購入してしまいました…!結果的には大満足。アリーナやドーム公演に購入後10回程度入っており、もはや防振なしでは現場へ行けない体に😂自力で良席手に入れる勢or年に数えるほどしか大規模会場へは行かないという人を除いてマジで防振双眼鏡はいいぞ。2022年一番の高い買い物でしたが、同時に一番買ってよかったものにもなりました。

 

おわりに

このあともアリーナクラスもドームクラスも現場目白押しですが、レンタルはしないかなという感じ。やっぱLDHの現場が圧倒的に数が多いので、現状チケ相場的に入りたい席に手が届く状態のため、悪い席にそのまま入ることが考えにくく…。加えて、わたしの推しグル(THE RAMPAGE)はメンバーが16人いて、もちろん推しメンバーはいるものの彼らのパフォーマンスが好きなので、ボーカルの推しにフォーカスすると見たい景色とは違っちゃうのかな~という気が…。というか次もしレンタルしたいって気持ちになったら、絶対3回・4回としたくなると思うのでもう買っちゃいます。笑
でも冒頭にも書いた通り、レンタルした機種は販売の在庫はどこにもないので違うの買うのもなんだかなと。せっかく良さがわかったのに…!そういう意味だと他の機種も比べるという意味でもう1回くらいレンタルしてもいいのかもしれません。やっぱ高いので買う前に試したい。個人的にはわたしみたいに双眼鏡慣れてない人は特に、いきなり買う前に1回レンタルして感覚つかんでみたほうがいいんじゃないかなと思いました。

我ながら取り留めのない感想ですみません。レンタルしようか、はたまた買ってみようかと迷ってる方に1ミクロンくらい参考になったら幸いです。

 

そして…

チケ取りから神戸遠征、代々木6月・7月を一緒に過ごしてくれた友人(ジニリノのオタク)、会場でお会いしてくださったフォロワーの皆さま、本当にありがとうございました。
これからもっともっと大きくなるであろうスキズ。次回はさらに血で血を洗う争奪戦が繰り広げられそうで戦々恐々としていますが😂後悔のないよう、頑張ってみたいと思います!
長いツアーのあいだ、大変なこともたくさんあったであろう8人が、近いうちに落ち着いてゆっくり休暇を取れるよう祈っています。

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