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【ライブ】初ドームツアー開幕!スキズの新たな挑戦 Stray Kids 5-STAR Dome Tour 2023@福岡2Days

Stray Kids(以下、スキズ)初のドームツアー「Stray Kids 5-STAR Dome Tour 2023」の開幕戦となる福岡公演が、2023年8月16日(水)・17日(木)の2日間にわたりPayPayドームで開催された。

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単発では今年の2月に京セラドームで2公演を実施しているスキズだが、ドームツアーは今回が初めて。福岡を皮切りに、9月に名古屋・大阪、10月に東京が控えている。あいだにはソウル(KSPO DOME)での公演も予定されており、他にもKCON LAへの参加などなど、2023年残りも多忙な様子が伺える。
8月に入り台風情報が続く中、この2日間も台風7号の爪痕が生々しく、会場までたどり着けなかったり大幅に開演時間を過ぎたりして、大変な思いをされた方も多かったことと思う。次回以降はなんとか天候も味方してくれることを願いたい。
本記事では、PayPayドーム2公演分の感想を主観たっぷりにお届けする。ネタバレも存分に含む内容になっている。また、記憶が曖昧な箇所も多いため、話半分で見ていただけると幸いだ。

 

前置き:ドーム規模のライブへの想い

ただのファンなのにドームライブへの想いとは?という感じもするが、前置きとして書かせていただきたい。ライブに行くことが好きすぎるあまり、少し批判的な内容も含むため飛ばしていただいても構わない。(参考:現場参加歴

“ドーム公演”と聞くとどんな印象を持つだろうか?アーティストにとっての憧れ、夢の場所、最終目標地点、大掛かりなセットや演出ができる、音響がよくない、大きすぎて距離が遠い、物理的以上に心理的に遠い存在に感じる……などさまざまかと思う。ちなみに日本にはコンサートを開催できるドームは5つ存在する。今回スキズが公演をおこなうのは、北海道を除いた福岡・愛知・大阪・東京の4つだ。それぞれ2公演ずつ計8公演が予定されている。
ドームと言ってもキャパも異なり、それぞれ特徴がある。4つの中ではPayPayドームがもっともキャパが小さく(と言ってもMAX4万人を収容できる。ただし、どの会場もステージやセットの組み方でキャパはかなり変わる。PayPayドームでは多くても3.5万ほどの収容で実施することが多いようだ)空港やJRの駅からのアクセスがよいとはいえ、九州地方ということもあり集客視点で少し難しい会場だ。
逆に東京ドームと京セラドームはもっとも大きく、MAXでは5.5万人収容可能となっている。これは主観だが、京セラはその構造上収容人数は抑えめになっている(地盤が緩いため公式でジャンプが禁止されており、人が多いほどその影響が大きい)印象がある。東京ドームは幾度となく訪れているが、やはりこちらのほうがいずれのライブでも観客数は多く感じる。もちろん東京という土地柄、もっとも人が集まりやすいという背景もあるだろう。今回のスキズのツアーも高倍率はダントツで東京ドーム公演だったと考えて間違いない。K-POPの人気どころばかり追っていると忘れがちだが、東京ドームのチケットが取りにくいアーティストはそういくつも存在するわけではない。
スキズは前述の通り2月に京セラドーム2公演はあったものの、前回のツアーでは代々木の約1.3万人、たまアリのアリーナモード約2.2万人などの規模感で実施していた。当時から高倍率ではあったが、改めて信じられないレベルにスキズの日本ファンダムは拡大した。

長く活動を続けていればいつか立てる。ドームはそういうステージではない。アリーナ規模(キャパ1万~2万程度)でも難しい場合も多いが、それ以上にドームは会場を押さえる力(コネクションも含む)や借りるための資金力が必要になり、相当にハードルが高い(と業界関係者の方のTikTokで見たことがある…笑)聞いたことがある方も多いかもしれないが、東京ドームを例にすると、標準的な価格のチケットを完売させただけでは赤字で、グッズ販売によってなんとか黒字かトントンにできるというのが現実らしい。演出や効果によってはかかる費用も跳ね上がるだろう。何より大前提として集客力がなければ話にならない。2階席を黒幕で覆ったスタンドを見るのはファンも悲しいが、推したちにその光景を見せていることが本当に忍びなく、情けない気持ちになる。ドーム公演を“成功させる”のは並大抵ではないと素人ながら感じるシーンはこれまで多くあった。

それでもドームという場所に、推しているアイドルやアーティストが初めて立つ姿を見るというのは筆舌に尽くしがたい経験だ。同時に「この広い会場でファンを満足させられるパフォーマンスを見せてくれるだろうか?」とドキドキする気持ちもある。
過去何度も書いてきたとおり、ステージに立つ側が大規模会場に慣れていないと、中小規模の会場と同じ振る舞いをして、もしくはその大きさにのまれ、観客を満足させらないことがある。それは経験値が乏しければ仕方のないことだ。公演数や時を重ねて徐々に変わっていき、大規模会場に相応しいステージを披露できるようになることも多い。東京ドームでいえば、いわゆる“天井席”と呼ばれる40・41ゲートに座る客は肉眼では誰が誰かもわからないレベルに距離がある。モニターも小さく感じる。もはや一体感より疎外感を強く意識する場所。そこまでエネルギーを届けることは簡単ではない。そして“天井席”にいる客を楽しませることのできるアーティストはそんなに多くはないと個人的には感じている。

だからわたしは2月にスキズが京セラドームに立つ姿を見届けるのが楽しみだった。彼らはいったいどんな爆発的なエネルギーを届けてくれるのか、心が満たされるのか。結論から言うと、いわゆる“良席”への視線やファンサに終始しており、パフォーマンスも両日ともスタンド席(それぞれ1階席・2階席)に座ったわたしは物足りなさを感じた。アリーナツアーを一部改変した内容だったため演出もドームの特性を活かしきれていなかったと思う。パフォーマンスをしていたところをお手振りでステージを歩く形に変更されていた点なども、時間のない中で仕方ないとは言え、ライブの演出を考えている人に対して失望があった。アリーナ規模の会場で見たのと同じ、いや時が経ってパワーアップしているはずの彼らのステージが“天井席”から見ると「下界でおこなわれている楽しい催し」として映った。
ここで念のため補足しておきたいのは、「満足度を上げたいなら良い席に入ればいいじゃないか」とはまた別の話だということだ。アリーナ最前と天井席では見える景色が異なるのは当然だ。そうではなくて、アーティストの中には客との距離など関係なく、あの遥か遠くのステージから全力で・本気でここにいる“わたし”ひとりに向かってパフォーマンスを届けてくれていると強く実感させ、胸を打つ人たちが存在していることをわたしは知っているからだ。何よりもスキズは必ずそちら側の存在だと信じていた。

そういったことを踏まえた今回のスキズのドームツアー初日。妙な緊張感があった。もちろん、初日はアプグレでアリーナ席に入った時点で感じ方はまったく違うと分かっていたが、もし前回と同じような印象を抱いてしまったら……。しかしそれを打ち砕くように初日・2日目ともに彼らのパフォーマンスに魅了され、ド派手な演出にわき、大満足して会場をあとにした。ドームで公演をすることを強く意識した、そのために作り上げられたツアーだと確信した瞬間だった。彼らは成長、いや、この約半年のあいだに大きく変革を遂げていた。

 

これまでとは一味違う魅力 スキズが見つけた新たな武器

やっと感想!笑 セットリストはこちらのツイートを参考にさせていただいた。

ツアー初日の醍醐味はやはりまだ誰も知らない・前情報が一切ない状態で公演を見ることができるという点に尽きる。
どれだけ自衛していてもなんらかの拍子に情報を得てしまうことはあるし、なんなら公式が関連する情報を出してくるので完全に避けるのは至難の業だ。わたしはネタバレが嫌!というのではなく、会場にいるファン全員が予期しない一瞬一瞬にわき、ときに戸惑い、笑い、泣き…そんな一度きりの瞬間を共有するのが大好きだ。ファンが新鮮なリアクションをしたときのアーティスト側の反応も以降の公演では決して味わえない初日ならではのものがある。もちろん良いことばかりではない。国内アーティストだが、過去に「初日の内容がしっくりこなかった」と2日目以降大幅に変更されたツアーも経験がある。

今回のアリーナの構成は変形で、座席予想の難度は高かっただろう。メインはエンドステージ、花道の先にセンターステージと左右に伸びる花道、そしてムービングステージ(ムビステ)、最後にトロッコもあり、どこの座席でも楽しめるよう工夫が見られた。初日は自名義でアプグレに当選したものの、A18という上手側端っこの一般席との境目だった。が、座席に行ってみると前方は削られており実質最前2列目。かなり限られたタイミングにはなるが肉眼でしっかりと表情まで分かる位置だった。とはいえ花道~センステ~ムビステは一切見えず、真横でメインステージも見えにくいため6~7割はモニタを見ていたように思う。パフォーマンスを主目的に置いている場合、結構厳しい席であることには間違いない。

18:30を少し過ぎ客電が落ち、新しくなったアンセムが流れ始めると、客席のボルテージは一気に上がった。オープニングのVCRはフットボールのユニフォームに身を包んだスキズがアクロバティックな試合を見せるシーンで作られている。盛り上がる客席の前にメンバーがポップアップで登場!正真正銘の初披露となる『Battle Ground』が開幕を飾った。アニメ・ゲームソング色が強めの疾走感と重厚感のある日本オリジナル楽曲だ。続いてみんな大好き『FREEZE』からの『ITEM』。日本でも見たかったステージ……!!『ITEM』もゲーム音楽っぽいので(映像がまさにドット絵っぽかった)この幕開けに以前のツアーとは異なる雰囲気を早くも感じていた。

3曲を終え「ステイ!ただいまー!!」と大きな声で挨拶をしてくれたスキズ。リノくんが「でも正しくは『ただいま』ではないんですよ。僕たち福岡で公演をするのは初めてです!」と言い、バンチャンくんの掛け声で団体挨拶、そしてひとりひとりの自己紹介が続く。スキズはなぜか日本公演の挨拶では小ネタを仕込んでおり、毎度大変だな……でも楽しいよありがとう…とありがたく受け取っているのだが、今回はまさかの左端のリノくんの「音楽スタート!」の掛け声で『名探偵コナン』のメインテーマが流れ始めた。そう、何を隠そう(?)わたしの連番相手はコナンの漫画を全巻買っているコナンオタクだ。わたしも最近その影響で今年の映画は3回見に行き、サンシャイン水族館のコラボに行き、グッズもそこそこ集め出している。「え?私信……!?」とはしゃぎ(違います)大いにわいた。そしてBGMを使うのはリノくんだけかと思いきや全員そのまま自己紹介スタートw もはや「名探偵のハンです!」以外記憶が怪しいが、8人中何人かのアニオタに全員が道連れにされたと思われる、ほかメンバーもしっかりやり遂げていて素晴らしかった。たしかバンチャンくんが「真実はいつも…」と言いかけたので「ひとーつ!」と言う準備をしていたところ、「ステーイ!」と言われてズッコケたが可愛かったので良しとする。

次の『CASE 143』ではメンバーが4人ずつに分かれステージの左右端まで来てくれたのでよく見ることができた。一番よく見える位置にリノくんの立ち位置があったのでありがたかった。この距離でパフォーマンスを見れることは正攻法ではもうないのでは……と思いながら噛み締めた。まあでもアリーナAブロ端席の旨味ってここくらいかも😂続く『神メニュー』と『ALL IN』は短いバージョン。『ALL IN』はあの振り付けが大好きなのだが、今回はせり上がりのステージにスタンドマイクが用意されていてそこで歌う形。『ALL IN』でこの見せ方するの新鮮だな!?と思った。

このあとのVCRで「オオカミだと……(ざわ…」となり(映像の目が光るみんながかっこよかった!!!←語彙力のなさ)『WOLFGANG』とキングダムの開幕式ver.の『MIROH』が来てうぉおおおおとなってしまった。まさか2023年の8月になって8人のこのパフォーマンスが生で、日本で見れると思うか!?キングダムは…いろいろな思いがあって気持ちがぐっちゃぐちゃになるので(優勝したいい思い出ではあるものの)突然ぶっこまれると混乱してしまうが、メンバーがこうしてライブという場で披露する存在になってるのであればオタクはありがたく受け取るまで。これどちらもめちゃくちゃカッコよくて上がること間違いなし!なのだが、ちょっと危険に思える部分もあるので、単発ではなく毎公演披露することを思うと少し心配……。誰も怪我なく駆け抜けられますように。でも2日目のほうが安定してたかな。『MIROH』はナイフくわえてる演出やっぱいい!!なんだろう、オタクの血が滾る??このキングダムパート入れよう!ってなった舞台裏とか会議とかのビハインドが欲しい。

そして!わたしがタイトルに「新たな挑戦」と入れた意味、ここからのソロパート!今回ソロあるんじゃない?と噂は立っていたものの「スキズってあんまソロでやるイメージないんだよな~」と個人的に思っていたこともあり半信半疑だった。が、ピリちゃんの生着替え(本人談)からスタートする8人のソロパフォーマンスは圧巻だった。順番はピリ→ハン→スン→イエニ→リノ→チャニ→ヒョ→ビニで、ビニが最後なのがあとのMCで効いてくる。笑 このパートでは、8人が自分の持ち味を活かし、ときにこれまでのイメージを変え、色とりどりの世界観を見せてくれた。「あ…スキズって…もうこういう域まで来てるんだ……」魅せられたわたしはそんなふうにも思った。
2020年3月、日本デビューと同時期に知ったStray Kidsというグループ。まだまだ新参ではあるが3年半の月日が流れた。K-POPの流行は目まぐるしく移り変わり、コロナ禍だったこともあり、彼らがここまで“ひとりで”ドームの観客を虜にする魅力を備えていたことに気づけていなかった。この子はソロだとこういう見せ方をするのか、こういう姿を見せたかったのか、とじっくり味わいながら見れるのは、推しはいようと全員大好きなスキズというグループだからこその至福の時だったように思う。

全員が本当に魅力的だったが、ここでは特にハンくんを取り上げたい。ツイートもしていたのにまだ語り足りないのか!という感じだが、初日のあの電撃が走るような感覚をここにも残しておかねばならない。
わたしは兼ねてより「ハンくんのバンドパロが見たい」というオタクの戯言を呟いていたのだが、ついに叶ってしまったのだ。せり上がったステージでギターを手にロック調の楽曲を歌うハンくんは、アイドルのStray Kids・ハンとはまったく異なる存在だった。ひとり、異彩を放っていた。もちろん奏でるのは自身で作詞作曲した楽曲だ。A18ブロックという位置で(もちろんメインのステージと距離はあるのだが)見られたのは幸運だった。何よりハンくんが生き生きしていると感じたのも大きかった。
特に2日目は、1日目の緊張感のある表情からガラッと変わり、心から楽しそうにパフォーマンスをしているように見えた。音楽を楽しんでいるという表現ではまだ足りない。音楽と一体になっている、自分のものにしている、そんな感じだろうか。「この人…いつかアイドル辞めてソロの歌手として生きていくんじゃないだろうか」勝手にそんな気持ちがわいてきて涙ぐんでしまった。それほどにあまりにも輝かしく、音楽の神様に愛された人そのものだった。

ピリちゃんはソロパフォーマンスのオープニングとして観客の心も視線も釘付けにしたし、スンちゃんがダンスブレイクも取り入れたステージをしたのは意外でよかったし、イエニはあまりにも可愛すぎて会場全員が祖母のような気持ちになったし、ヒョンジンくんの「ここはパリコレですか……!?」と錯覚するほどの凄まじい美とオーラにおののいたし(あの衣装あんなに様になる人いないぞ)、バンチャンくんのあまりに似合いすぎるあの雰囲気(どことなくJYPさんを感じると言われていた)は自分の武器分かってるな~という感じだったし、チャンビンくんは「あなた歌もラップも…そう踊れもするのよねぇええ!?」とSTAYをメロメロ(死語)にしていてすごかったし、そして…やっぱりここでリノくんの『Limbo』を聞けたのは嬉しかった……!
初日は肉眼では見えない位置ではあったものの、モニタに映る姿だけを見てもかなり緊張していたと思う。それに気づいたのは2日目の様子を見てからだった。初日はかなりイヤモニ気にして触ってたし、今思えばそうなんだけど、比べるとよく分かった。スキズのメインダンサー・リノ。一番ダンス歴も長く、メンバーも認めるダンスリーダー。その彼がドーム公演で選んだのがマイク1本で自分のソロ曲を歌い上げること。しかも自身でも言っていたが「ライブで歌うことを想定していなかったからキーがとても高い」、その通りで人前じゃなくても安定して歌うのは難しそうな楽曲だ。バラードなのでノリでごまかすこともできない。そりゃ初日ははちゃめちゃに緊張しただろう。きっとこれからの公演、彼にとってライブ中もっともコンディションやメンタルに左右されやすいパートであることは間違いない。それでもやり遂げると決めてここに組み込んだのだろう。この広い会場の真ん中で歌声を響かせるリノくんをわたしも最後まで見守りたいと思う。あ、ハーパン丈だったので膝が見えてて可愛かったね!(語り台無し)
2日目、少しあとのMCだったかでマイクを会場に向けたリノくん。たぶん半分冗談だったんだろうけど、ステイが意外と『Limbo』を歌えたことに驚いて、嬉しそうに客席を眺めていたのが印象深い。
そして今回、VCRもだが背景スクリーンの映像も凝ったものが多かった。ソロパフォーマンスでは特にそれが感じられた。予算(と時間もかな)がないと本当にしょぼいので…。

それにしてもこのソロパート、カラフルな火柱バンバン上がるわ、銀テ3回出るわ(ソロで3回出たと思ったけどそのあとかな?ちょっとうろ覚え。銀テ3つとも取ったけど印刷などは特になし)金の使い方がすげぇええええ景気いいぃいいいってひとり爆盛り上がり。笑 LDHも昔はすんごかったのよ~!!でもコロナ後はセットも演出もちょっと省エネになっちゃって。。もちろんパフォーマンスはバチバチだが!
ソロのあとは『CIRCUS』で全員がソロの衣装のままでパフォーマンス。ソロの個性豊かな面々がサーカス団ぽく集まってきてわいわいやってこのパートは締め!みたいな構成になっていてよかった。『CIRCUS』で茶番が差し込まれる流れらしく、メンバー誰かが止めて小芝居→再開が毎回ある模様。初日はバンチャンくん「さっきソロでサングラスかけ忘れちゃった~!今やってもいい!?」と唐突にww 初日は「え?これガチ?演出???」と戸惑った。笑 2日目はハンくん「ちょっとトイレ行きたい!」で一瞬裏にはけてまさかの流水音がw アイドルのライブでそれはいいのか……笑 日本で8公演あるのでひとりずつかな?ソウルはたぶん違う演出になるのだろうと予想。

今思ったけどこのソロパートまでがやっぱ強く印象に残ってるな~。後半ももちろん最高だったけども。『CHILL』日本語ver.だけど聞けたの嬉しかったし、まさかの『SLUMP』も!!これハンくんがMCで言ってたけど初披露よね……?MC挟んでついにムビステの登場!まあ初日の席からは何も見えなかったけど😂あれ真正面のスタンド下段は結構近く感じます??京セラでバクステがせり上がったときすごく近くてよかったんだけどああいう感じかしら。『My Pace』を正面から見たいぜ……!イルデからのファンの人ってわたしがそうなだけかもだけど、ちょうど日本の音楽番組に『My Pace』日本語ver.で出てたからなんか思い入れあって。(たぶん古参の方とはまた違う感情)
『Social Path』も披露されたね~!!!来るだろうとは思ってたけどやっぱ初解禁って嬉しい。LiSAさんの歌声も効いてて疾走感がありながらも熱い楽曲。アニメのタイアップとかになると嬉しいけどどうだろうか。結構パフォーマンスが複雑で難しいな!?と素人ながらに思った記憶。このあとの『Super Bowl』と『Hall of Fame』、初日はモニタしか見えなかったが、2日目防振でリノくんチッケムして度肝抜かれましたね。ツイートもしてたけど、公演終盤であんな気迫と動きで踊れる!?この人ダンスに対するプロ根性と執念半端ないな……と恐ろしく感じたほど。これだからリノチッケムはやめられねぇ。

本編は終了。アンコール待ちのあいだは、恒例(?)のSTAYのダンス披露大会へ。この公演ガチで座るタイミングがないのでここがなかったら持たない。。笑
アンコールはトロッコ(最近はフロートというほうが主流?)で登場。4:4に分かれて左右から。推しケミは別々のトロッコ(2日間変わらず)だったが、A18は登場・終了が激近いので上がった。初日はトロッコの停止があったが2日目はなくなりちょっと残念。でも『Astronaut』聞けたのは嬉しかったのでヨシッ!
最後は『FAM』と『Haven』で締め。『FAM』はセンステでわちゃわちゃ形式でやってほしかった気もするが、今回はみんなバラバラの位置で自由にw 紙吹雪も舞って「あ~終わっちゃった~~~」と時間の過ぎるのが速すぎてビックリした……!まだ開幕したばかりなのに名残惜しさが押し寄せてきて、ライブっていいなぁと改めて。複数公演あっても、何箇所か入れても、やっぱり1つ1つ別物なのがライブ。だんだん加齢でキツくなってきた部分はあるけど、、これだけはぶっ倒れるまで(人様には迷惑かけないように)辞められない趣味だなと思った。
準備期間が短いと言った彼らがどれだけ苦労してこのステージを作り上げたのか、こちら側は推測するしかできない。だからこそ真剣に目と耳に焼き付けようと誓った。

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終わりに:ライブに行く目的は千差万別だけど

ところで、皆さんがライブに行く目的はなんだろうか?推しのパフォーマンスが見たい、推しの歌声が聞きたい、推しのカッコいい・可愛い姿が見たい、ファンサをもらいたい……きっとわたしが思い浮かばないような目的もあるだろう。
ただ、会場にいる全員が(おそらくは)スキズが大好きでライブという日を楽しみにしていたに違いない。それは共通している。福岡公演は新幹線の運行状況からたどり着けなかった方々もいらっしゃって、TLに流れてくる情報を見るのも心苦しかった。それでも必死に代替手段を使い、遅れてでもひと目見たいという思いの強さも感じた。

わたしはどちらかというと公式が掲げるルールを守るタイプだが、人が守っていようと守っていなかろうと“こちらに迷惑をかけてこない限りは”どうでもいい。自分が推しに集中してライブを楽しめる環境でさえあれば、それがその公演の満足度になるからだ。今回2日間とも前列のうちわにより視界を遮られるシーンがあったが、前に来ていたのが自分の推しメンではなかったので「まあこういうこともあるわな」となった。音楽番組の観覧のときはマナーの悪い前列の人たちのボードを引きずり降ろしたのでいざというときはそうする。
ただ、ライブにあまり慣れていない人は特に、自分ではコントロールが効かない外的要因(他人の言動など)に振り回されてせっかくのライブを楽しめていないのではと感じることもある。どれだけ言っても喚いても他人は簡単には変えられない。そこを踏まえてライブに行けばもう少し気が楽になるかもしれない。アイスをこぼされたなどかなり酷いレポも見たのでそればっかりは運だが。。

とはいえ…そういったことを経験して、ライブ経験値を上げていくのもまた楽しさのひとつだ。そんな「ライブってこういうものよねぇ」なんて斜に構えつつあるオタクの固定観念をぶち壊してくれる現場に遭遇すると一気に血が湧き肉踊る!!笑 とりあえずステージに立つあの子たちには決して害がないようにして、オタク同士の争いはオタク内で収めたいものだ。

 

今回せっかく福岡遠征だったのになぜかわたしも友人も終始疲労困憊しており、結局食事も天神のイベントも行かずに終わった😇これはまだ元気だった行きの羽田空港w

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乗ったわけじゃないがピカチュウジェットを見かけたのでパシャリ。

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現地で食べたのはコンビニご飯と北陸の寿司(上野でヒョンジンくんが行った「金沢まいもん寿司」。ちなみにわたしは北陸出身…w)と空港の一蘭!いや!美味しかったけども!笑 わたしは帰宅後バッチリ高熱を出して寝込んだので、もしかしてあの疲労は兆しだったのかも。2日間は特に体調悪いとかはなかったが。逆に友人は風邪治りかけだった。

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トレカは2日間ともお互いに推しを手に入れられてよかった。交換してくださった方もありがとうございました。

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一蘭10年以上ぶり2回目って感じだった。福岡で食べたから余計に美味しい?笑

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さて、次は名古屋・大阪と2週連続!あいだにDKBのライブもあるよ!果たして体力は持つのか!乞うご期待……!ちなみにリアルタイムの感想とジニリノメモリーTwitterで更新している。